「はあ､､､婚約者、、、私に、、、ってええええ！？」

「はい。僕はあなたの婚約者です。」

(待って､､､､､､これ走馬灯！？私に婚約者って､､､しかも結構イケメン、、、)

「あの、、、そういえば、、、名前、もう一度伺っていいでしょうか？」

「酒田r」

「酒田ｱ、、、元から酒田って苗字なんですか？」

「いえ。元々は水守ですが今日から酒田です。」

「水守ｲ、、、でもなんで私の苗字なんですか？普通男の人の苗字になりません？」

「ああなんとなく酒田ってｲｲﾅｱと思いまして酒田にしました。」

「何と無くでいいんですか！？」

「まあ、いつも名乗らずに殴り込みに行くので、苗字使わないんですよね〜」

「なるほどねえ、、、というかあなたもそっち側だったんですね！仲間！」

「あなたも！？その割には手が綺麗ですね！」

「手は綺麗ですけど、、、背中と足とこめかみがね、、、そのせいで一般企業の面接全部落ちました！」

「それはご愁傷様、、、」

「というか人間ってすぐ壊れちゃうんでつまんないですよね〜そのおかげで手は綺麗ですけど。」

「ええ、、、そう、、、ですね、、、」

(こいつやばい。)

ちょっと引いた酒田類でした。

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