第26話 正編:郷裡は暗澹とし撈月と無道~・6・~

 葵が刀を受け取る日の朝、ジーバは南西にある山女家の分家、南に位置する栃佐野家の分家、東の沫立家の分家の順で拾い北の中央国の国境まで最短ルートを案内する為に行動に移す。


 栃佐野家の分家までは順調に合流出来たが、沫立家の分家と落ち合う場所には時間になっても誰も来なく仕方なく二家だけ先に向かう事にした。


 日が沈み切り雲が星空夜を隠し頼れる光が都市のネオンだけになり、分家とジーバは中央国の国境付近に着いた頃じわじわと不可抜の壁が虫食いの様に斑になりながら消失した。


「本当に消えたわ」


「そんな事言ってる暇はないです。早く行きますよ!」


 ジーバは声を大にして緊張を煽り中央国の使者とあらかじめ決めていた場所へ誘導するのであった。


 壁が消えたのと同時に突如、都市中に警報音が鳴り響きデジタルサイネージからは警告の文字が表示される。


 その後、機械音声で不可抜の壁の消失を確認したため、直ちに屋内へ避難して下い。

そして、何があっても外には出ないで下さい。と一頻り繰り返し伝えた後、軍事企業と製薬会社の研究者が警備隊と共に原因追及に当たると言う情報も流していた。


 突如、仮面をつけ胸元に月を掬う紋章を付けた人間が都市中のデジタルサイネージを占拠した。だが、その口から出される言葉は意外なものだった。


「私たちは〝エルゲンス〟この都市を破滅に追いやる為、壁を壊した!私たちは中央都下区〝逼〟出身であり、窮屈な日々とは今日でおさらば出来ると考えている!それに私の仲間がそれぞれ動いてくれてる。せいぜい暗い夜を楽しみなさい。以上・・・」


 そして、いくつかの研究施設を襲おうと待ち構える映像に変わり、さっきの人と同じ姿をした人達が映し出される。時間にして十数秒であった。市民は硝子越しであったり屋上からその一部始終を見ていた。又、施設から見ていた者たちは言葉が出てこなかった。そして、企てた者達は唖然としていた。


「この声あの芋女よね・・・なんてことしてくれたのよ。まったく!」


「言ってる事全部出鱈目だし・・・誰かにやらされてるとか無い?」


「んーあの企業達にか?濡れ衣を被せようってか?」


「だとしたら行動が早すぎる・・・本当にそうだったら前もって分かっていたことになるけど・・」


「どちらにしろこれは彼女が自らしたことだと判断した方が理にかなってる」


「どうする?此れじゃいくら俺たちが騒いだってテロリストやエゴイスト扱いだよ?」


「全員に逃げるよう通達しろ!」


「何処に逃げれば・・・」


「この国に俺たちの居場所はもうない・・・壁の向こうに行くしかない」


「でも・・・」


「あいつらに実験台されるのとどっちがいい?」


「そうですね。分かりました!」


「彼奴にはばれないようにしろ」


「誰にバレない様にだって?」


 背後から聞き覚えのある声がする。それにリーダーが先に振り向く。


「何でこんなヘイトが集まる事を言ったんだ?此れじゃ俺たちの思惑が水の泡じゃないか。それとも俺たちで遊んでいたのか?」


「あはは貴方達は遊ぶレベルにも届いてないわよ」


「そうか・・・で、後ろがお前がそそのかした人間か?十七人じゃ戦力として十分だとは思えないけど?」


「あぁ十七人ってのは嘘だよ。0が足りなかったね。ほら、挨拶しなさい」


 女の後に隠れていた男は厚いゴーグルとマスクを外す。するとヒューマニスト側の陰険な女がその顔を凝視していた。


「あ、あぁ。あぁあ。い、生きて」


 そんな涙を見せ近づく女の言葉を最後まで聴かずに一発の発砲音がビルの壁が反射する。その一発はゴーグルを外した男からだった。


「挨拶ってそう意味じゃないのに・・・これだから・・・はぁ」


「どう・・して・・な・の・・よ」


「一体お前は何がしたいんだ?!」


「何って薬の研究だよ」


「お前みたいなのが他にもいるのか?」


「あぁいるね。私とは属性が違うけどね。けど君らは実験動物だから知っても意味が無いよ?」


「そうか・・・お前ら逃げろ生きてればいずれ会える!」


「「はい!」」


 リーダーは閃光弾と煙幕を使い逃げる事にし、地面に投げ二つが弾けた瞬間、後ろを振り向いたリーダーは後から頭を掴まれた。


「んな、ありえない」


「いやいや、この成功体一型ですら身体能力と精神力は常人とは比べ物にならないよ。これで分かったでしょ?しかもこれでランクは下位なんだよ」


「ランク?だと・・」


「そう、どれだけ薬との相性がいいかのランクだよ。相性がいいと持続時間も長いし少量で済むし何しろこいつらより筋力も強くなるからね。それに自我を保つからいい事だらけさ」


「へへへ、そうかよ」


「じゃぁこいつらはさっさと私たちの糧になってもらおうか」


「「イエス」」


 そのころ丁度自身が所属する会社の社長から電話がかかってきた。


「おい?!無事か?こんな事は報告に上がってないぞ?どうなってんだ?」


「あっ、す、すみません!次に掛かってくる電話に伝言を言えって言われまして・・・」


「ん?そうか。内容は?」


「い、今すぐ、屋上に常備してあるヘリで東の方角へ国境を超えるまで移動してくださいとのことです」


「分かった。この持ち主は何処にいる?」


「私にこの携帯を預けた後一人でどこかに行ってしまいましたけど・・・」


「分かった。どうも有難う」


「い、いえ」


 すぐさま通話ボタンを切りリーダーの男との話に戻る。


「流石だね・・・素晴らしい演技だよ・・・」


「次があるからじゃあね」


「ぐぅあああぁぁうぅ」


 男はそのまま力をいれ鼻より上の頭部を握り潰し、鮮血と脳漿、脳髄が四散した。藻掻き剥がそうとしていた男の腕は力が抜け垂れ下がり、身体が地面に横たわる。ただその光景を男の掛けていたサングラスの欠片だけが反射させていた。


 それを皮切りに様座な方向から叫び声が聞こえるが数秒で静かになる。


 あるビルの屋上では逃げる準備をした社長がヘリに乗ろうとしていた。社長は乗った後、操縦士の横に居る分厚いゴーグルとマスクを付けた男に話しかけた。


「指示は聞いているか?」


「はい」


「それならいい。早速出発しろ」

「はい」


 一つ曇った上空を飛ぶヘリを見つめていた女は新たにメールで指示をだす。


 〝東まで行き作戦地点付近で墜落に見せかけてその男を殺せ。脱出は許可する〟


「もう、お前は要らない。じゃぁね」


 誰の返しも来ない呟きはコンクリートの壁に吸い込まれていくのみだった。


「じゃぁここは終わったね。お前たちはこのまま他の所にいって殲滅をしろ。それからあそこの会社から武器を頂くとしよう。そしてあの肥えた豚の顔でも見に行こうか」


「「イエス」」


 そして、女は一人都市の内側に戻っていくのだった。


 不可抜の壁が消えた同時に葵たちも動き始めていた。しかし、其れよりも前に東に位置していた沫立家方面ではおかしなことになっていた。


「はぁはぁはぁはぁ」


 息を荒げらながら山を下り南に逃げていたのは御爺さんとそれの胸辺りで抱えられた子供だった。


「はぁはぁ、なんてことだ、はぁはぁはぁ、あやつらにバレていたなんて」


「爺さん大丈夫かぁ?」


「心配いらない。一番安全な所に行くからな」


「了解したぞ!」


(私よりあの男の子の方が安心に感じるからのぉ)


 爺さんは生きてきた中で最大の力で走った。そして葵たちを発見する。葵たちもその気配に気づき振り向く。その必死の形相でこちらに来る爺さんから何かを感じその場でじっと待機していた。


「いきなりで済まない。この子を預かってくれないか?」


「おい!親父頼んだぞ!」


 葵は面倒そうと判断すると一人作戦通りに動きだす。


「お?!おぉい」


 戸惑うも慌てて受け取る蕺。子供瞳を見て踵を返す爺さんに蕺は止めに入る。


「おい!爺さん!」


「なんじゃ」


「俺じゃ力になれないか?」


「多分来てくれれば今の状況は何とかなるかもしれぬ。だが、こんな私にも当主の家系として生まれた誇りと責務がある。此れからは逃げられぬし他から力を貸していただくのはこの子を預かるので十分である。それに歴代の当主に顔向けできぬからな。かっかっかっ!」


「そうですか・・・もし無事でしたら」


「北の中央国じゃろ?それは知っておるよ。では頼んだぞ!」


「いっちまったよ・・・」


「不束者だがよろしくな!」


(元気な孫だな。それにしてもどうするかなぁ家には誰も居ないしな。仕方ないか)


「一緒にこの街を散歩するか?いつも決まったルートがあるんだが」


「では、よろしく頼む」


「こちらこそよろしくだ」


 蕺はそのまま子供に悟られない様に一緒になって神樹を探す作戦に戻ったのだった。

一方、沫立家では屋敷が死屍累々になっていた。使用人だったり襲いに来た成功体だったり俊の従妹だったりした。残ったのは俊の弟と叔父だけで無数に傷を作るも凌いでいた。


「はぁはぁ、何なんだこいつら・・・」


「油断するなよ」


「してないよ。一寸たりともね。・・・叔父さんは大丈夫そう?」


「んなわけない」


「ははっ」


 冗談も言えぬまま複数の成功体一型が襲い掛かる。自然と一対三の構図が出来、すぐに追い込まれてしまう。だが二人とも易々とやられるわけも無く躱したりいなしたりして何とか対処していた。二人は段々と慣れて来ており活路を見出すために頭をフル回転させていた。


 だが、そんな隙を作らせる暇も無く再び襲い掛かる成功体はさっきとは挙動がおかしくなっていた。何処か痛めたように足をびっこをひいていたり、腕がだらりとして走る度にぶらついていたりと様々であった。それを利用しようと思った俊の弟は相手の攻撃をいなし弱点部分を打撃しようとした。だが、その打撃を意味返さず三方向から攻撃ではなく手や脚を使ってしがみついてきた。咄嗟の出来事で捕まると、その力はすさまじく身体を少しも動かすことが出来なかった。


 すると、成功体は隠し持っていた注射針が付いた液状の薬を自身に刺す。その数秒後三体の身体が膨らみだし爆散したのだった。その威力はすさまじく成功体の強化された骨が弟の脚から頭までを貫通しハチの巣にするほどに。それを見ていた叔父も隙を突かれ同じ状態へとなった。


 壁が散る少し前から家を出ていた千万と俊はゆっくりと森を歩いていた。


「ねぇ父さん、いま家から離れなくてもいいんじゃないかな」


「どうしてだ?」


「いやぁ家の傍に神樹が出てきたらどうするんだ?」


「神樹じゃなくてお前が寝返った側の刺客が出て来るんじゃないか?」


「な、何を言ってるんだ。こんな時に・・・」


「嘘はいけないよ俊・・作戦会議してる頃からだろ?」


(くっそぉばれてる・・・でもなんでだ?いいや、今はそんな事はいい、まぁ仕方ないか)


「そうだよ・・いつ俺が継ぐか分からないし、叔父だって継承の候補なんだろ?こんな世界にならなければこんな事は思わないさ・・・俺は生きたいんだよ・・・だからより強い方に入って安心したかったんだ。それに段々一族の神力が弱ってるって言ったのは貴方だ!」


「そうだな・・・だから継がせなかった。俺で最後でいいと思ったからだ。それに、中央国まで行けば安泰だと思ったんだ。すまないな」


「あははは。今更遅いよ。俺は見たんだあの時、あの場所で・・・彼奴が造った薬の効果をさっ」


 言い切った瞬間上からヘリが二人目掛けて落ちてきた。俊はその隙に以前貰っていた薬を投与する。


 薬が血液を伝って身体中に運ばれていく。血管は浮き出て筋肉はパンプし、それに耐える様に健も骨も同時に強度を上げていく。


「これは凄いなぁ・・・」


「あはははは、凄いぞ!凄いぞ!」


 それを軍事企業のビルの屋上から見ていた者達が居た。それは、この騒ぎの渦中の女研究者とその部下であった。


「どう?」


「効果は抜群ですね。自我もあるようですし完全にコントロールしてますね」


「まじかぁ、あの体格なら致死量だったはずなのになぁ。まぁ此れもデータを取ろうか」


「了解しました」


「もし、あの子が不利そうなら此処の社長から貰ったこのライフルで加勢してね」


「それ・・・対物用ですよ?」


「大丈夫でしょ?貴方なら」


「まぁ分かりました・・・それにあの人と何を話したんですか?」


「いやぁ、旧人類と新人類かな。さっきの事でパニック状態だったから御しやすかったよ」


 見られてる事を知らない二人は話しても無駄だと戦闘状態に入る。


 俊は人体を超えた速さと力だけで千万の神力が乗った斬撃を受けていた。突きをしても硬化した皮膚に阻まれる。


「厄介だなぁ」


 自我を保っていても俊は笑みをこぼしていた。それは、神力を纏った刀を弾くほどに強化された肉体にはまだこれに神力を乗せられるという自分でも天井が分からない伸びしろが待っている為であった。この力は俊が抱えていた恐怖と焦りをかき消すほどの安心感を与え、それゆえに冷静にさせた。


 俊は千万の攻めに受けるだけだったが、この瞬間から守るのを止め攻めることに注力した。


 千万は自身の攻撃が通じない事に焦りを覚えるも誰かに頼る選択肢を選ぶことはしなかった。


 やがて、速さに慣れた俊は突きの一刀を掴んだ。ギリギリと金属が悲鳴を上げるが千万は離すどころか神力を更に注ぎ始めた。その甲斐あってか俊の掌から一滴の血が流れる。俊はそれに反射的に蹴りを入れる。


 千万は刀から手を離してしまい数メートル転がり左手で腹を擦り口から血に染まった胃液と内容物を吐く。千万はその一撃で脚がふらつき立てなかった。


「馬鹿げた力だな・・・まぁでもあの二人なら・・・」


「刀を持ったあんたに勝ったんだ奴らじゃ無理だよ」


「そうかい・・・お前の目は節穴だな・・・はは」


「そう思えばいい。あの世で皆と一緒になれるといいな」


 そして、俊は刀を捨て千万の心臓を拳を固めて貫く。皮膚を筋肉を骨を内臓を貫通し、腕から血と体温が溢れ出す。


「これで、神力は俺のものだ!ははは」


 この喜びもつかの間で神力が移ってきた感覚が無く急いで家に戻ると叔父も弟も従妹も死んでいて爺さんのの姿が見当たらない事に気付く。


「あの爺か!くそっ取り逃がしたのか!じゃぁ俺の手で片づけてやろう」


 俊は爺を探そうと家の門を出ると丁度お爺さんが帰ってきていた。


「爺さん無事だったか!」


「近寄るでない!その腕の血はなんだ?!」


「襲って来た奴らのだよ」


「そいつらが来る前に二人で出て行ったんじゃなかろうか?」


「では確かめようか」


 高く飛び塀を越し中庭を確認すると息子の死体と孫の死体が横たわっており、お爺さんは酷く肩を落とす。


「いや間に合わなかったんだ」


「嘘を言う出ないこの足跡を見れば二人が善戦したのは私でも分かる。それにお前ならこの間に帰ってこれたはずだ」


「なんだ、そこまで分かるならいいだろ?わざわざ答えを言わなくてもさっ」


「この恥さらしが!!」


「それを知ってるのは俺と爺さんだけだよ。だから、あんたを殺してその力を自分の物にするよ」


 爺さんはその挑発に乗ってか知らずか勝手に身体が動いた。爺さんはあふれ出る神力を抑える事もせずに俊と同様に体術だけで戦って見せた。


 右手の縦拳を突き出し、左掌を上に向けて、右足を前に左足を引き直角に開く。そして半身に構えた体勢から鋭く右拳を突く、俊は辛うじて顔を右に避ける。掠っただけだが血が足らりと流れる。俊は気圧され身を少し後ろに引く。その隙を突くように爺さんは前蹴りを鳩尾に入れる。俊は体を自ら後方へと飛ばし蹴りの威力を軽減させた。そして、俊は父親の亡骸がある所まで走っていく。それを見た爺さんは足を速め後を追う。だが、俊の背中が見えた時には既に刀を握っていた。


「それを使ったら勝てるとでも?」


「あぁ勝てるさ」


 俊は凄まじい速さで突っ込み刀を右袈裟に振り下ろす。さっきとは違う間合いに避ける距離を間違えた爺さんは皮一枚ほど切られてしまった。


「ほらな、刃が入るだろう?」


 此処で、千万と爺さんの精度の差が出て来てしまった。千万は殆ど神力を制御出来ていたのに対し爺さんは神力の修練が無いせいか丸っきりその性質を理解していなかった。只、そのことを土壇場で掴むのは困難で至難であった。


 しかし、爺さんは後先考える事はせず、更に神力を溢れさせ身体を包ませた。すると、みるみるうちに傷は塞がり完治した。残りの神力が少ないと感じた爺さんはそのまま突っ込んで行った。


 俊は爺さんを残像としか認識できなかった。その為、自分から攻めることが出来ず、そのまま訳も分からず上段から振り下げた。だが其処には居なく俊の左側に突如として右拳を引いた状態で爺さんが現れる。


 気付いた時はもう遅く俊は左頬を思いっきり殴られた。


 そんな、渾身の一撃でさえ意識を断ち切るまでには至らなかった。


「爺さんよ・・効いたぜ」


 笑みを浮かべだらりと上半身を上げ立ち上がる。爺さんは少し焦りを感じ始めていた。さっきの一撃で神力の殆どを使ってしまったからだった。爺さんは攻められないでいると俊はまた笑みをこぼす。


「攻めないのか?爺さん・・もしかして攻められないのか」

 

 言い終わったと同時に俊は爺さんと距離を詰め、頭めがけて蹴りを入れる。咄嗟に防御の構えを取ったが勢いを殺しきれず、すっ飛ばされてしまう。その間に背中や腕、足に幾つもの木の幹が当たり酷い痛みを与えた。やっとの思いで立ち上がると目の前には俊が立ちふさがっていた。


 瞬時に神力を込めて殴るがその強靭な体には衝撃を与えられなかった。


「ふん、やっと神力が切れたか、父さんは上手くやりくりしてたんだな。それじゃあの世で息子に挨拶してろ」


 自身の爺さんに最後の言葉を残し父同様、胸を貫き生命を絶ったのだった。

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