本当の問題は障害ではない

1.現実を邪魔するのは執着という名の幻想

  理想通りの答えも回答もない。

  私たちが日々直面する問題というのは、本当に障害に関するものがほとんどなのか?

  生まれつきの障害等は困難なケースが多いとしても、〇〇であってほしいという執着とか願望という名の幻想があるから困難なだけで、それを除けば人は生きることが出来るのではないか?

  人生というのは、そもそも自分で設計しなくてはいけない。

  うまくいかなくても、せめて自分が納得出来る様に考えて行動する事が重要であり、正解は無いのだと思う。

  皆、〇〇でありたいという見えない幻想を持ちすぎていると感じているし、それが全ての正解と思いたいのか知らないが、謎の幻想に苦しんでいる人が多すぎだと思うのは私だけだろうか?


2.そもそも誰も正解なんて見つかってない

  〇〇まで結婚するとか、交際したいという願いとか幻想があっても、理想と現実に戸惑う人は多い。

  そもそも、結婚したから幸せだと誰が決めたんだろう?

  なんとなく、結婚してないから恥ずかしいという人も居るのかもしれないが、何歳までに〇〇出来ないのは駄目とか、そういう否定的な価値観がなぜか未だに多いと感じてしまう。

  もちろん、正解という意見もあるが結局は自分自身の性質とか考え方でアイデンティティは定まるため、それが確立されてないと人は自由にすらなれない。

  絶対に譲れないものがあるなら、それは貫くべきだと私は思う。

  でも、本当に貫かないといけないものなんて、どれだけあるのだろうか?

  少なくとも、私にはよくわからない事が多い。

  

3.そもそも自分らしさの確立が先ではないか

  多くの人間は学校を卒業して、就職または進学をした上で進路を確定している状況で、多くの人間が自分らしさを確立せずに人生を生きることが多い。

  なんとなく、こういうやつは駄目とか、勝手なレッテル貼りをするのは良いが、決定的な自分のスタイルを確立できてないで悩むケースが多い。

  どんな時でも、どんな場所でも自分というものを正々堂々と貫ける人が最終的に勝つ。

  世間的にはKYな人でも下手な執着やプライドがないやつが「先生、ここがわかりません、教えてください」って発言したら、当然学力的には伸びるだろう。

  恋愛でもそうだ、「〇〇さんのこういうところが素敵だと感じています、僕と付き合って下さい」と言われたら、少なくともいきなり拒否する人は居ないのではないか。

  下手な見栄とかプライドは最終的には何も役に立たない。

  仮に失敗しても、自分が納得できるなら後悔はしないだろう。

  実際、ファッションがオシャレとか、見た目が美人とかイケメンという部分は将来的にはそこまでプラスにならない。

  見た目が良いで通るのはせいぜい高校生ぐらいまでであって、そこから先は内面的な魅力で人の可能性が決まる。

  一見、普通の事なんだけど、普通の事じゃない人が多すぎる。

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