自己肯定感と危機意識の関係性
1.私が死ぬほど後悔したこと
自己肯定感が低いと無駄な見栄とかプライドに振り回されて、大切な事が全く見えてこない。
大事な事が置き去りにされてしまい、もっとも集中して対応しないといけない事が疎かになる。
同時に、大切な機会の損失に気付かない、気づけないリスクが生じる。
セルフイメージが低いという言い方もされることが多いが、将来的にやらないといけない事が自己肯定感が低すぎる事によって全く「考えないといけない事」が「考えないようになっていく」の方が言い方として適切かもしれない。
何を言いたいかというと、自己肯定感が低すぎる事によって「どうせやっても出来ないし」が蔓延し「それなら、わざわざやりたくない」という持論になっていく。
2.恋愛や結婚にせよ、大きな決断でも支障が出る
今、全体的に未婚者が急増していると思う。
私も30半ばだが事実上フルパート扱いの立ち位置になろうとしていて、色々と考えさせられることが多い。
自己肯定感が低いと、交際にせよ一人暮らしにせよある程度予想される事の情報を早い段階で収集している事が多いし、「それならこうしようか・・・」などの人様の考えを参考にして想定して動く事が多いだろう。
自己肯定感が低すぎた事で、そういった情報が全くあるのに入ってこないとしたら・・・??
一般的に考えると、信じがたい話だろう。
情報を聞く機会があったのに、それらを知る事も無く生きているなんて。
それぐらい自己肯定感の存在はその人に一生に関わる重大な問題で、あらゆる生活の面で支障が出てしまう。
また、自己肯定感が低すぎることで当たり前に出来ない事が当たり前になっていく。
3.自己肯定感の低すぎるデメリット
私は失恋を脱する事は出来たのは間違いない。
しかし、内面的には高卒程度のスキルしか持ち合わせおらず、知恵がない。
なぜ、そんな事が起きたか?
確定的に言えるのは、自己肯定感が低すぎる事で周囲に対して極端に無関心になってしまった事が挙げられると思う。
結婚した知り合いが居ても「自分には無理だし関係ないや」とかなり投げやりになってしまう事も実際多かった。
自分を好む異性なんて本気で居るわけがないと確信していた私は、当然出会い方にも興味が持てなかった。
実際は、面接でもこの会社に行ってみたいと初めて感じることがほとんどでも、そういう興味さえ私は沸いてこなかった。
今だから言えるのだが、私が抱えていたリスクの大きさを今更だが思い知ることが多かったように思う。
自己肯定感が低すぎることで、将来設計を立てられないし、立てようとしない。
大昔に心理学者の本を読んだ時に「神経症者は必要な努力をせずに要求する」というコメントがあったように思う。
正確には、やるべきことをやらず他者への要求が多い。
結論から言わせると、そういう事なんだと思う。
そしてアイデンティティが確立する事は、今を創造し、将来をつくっていくことだと私は強く感じるし、それが明るい未来のために必要な事であるとよく学ばされた気がする。
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