人物紹介(四章の新規キャラクターのみ)
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。これで第四章終了です。
先日、X(旧:Twitter)にシリアスとアイザリードのイメージ画像を投稿したので、ぜひご覧ください。
ここからは、第四章から出てきた新規キャラクターの紹介です。読まなくても大丈夫です。
次回、五章に入ります。
シルヴィアナ
元日本人の転生者で、続編に出てきたグラキエスがドタイプだった。それまではウェスペルが推しだった。体が弱く通院していたのを心配した友人に勧められて乙女ゲームにハマった。
ゲームの世界に転生したと気づいた(記憶を取り戻した)のは学園に入学したとき。グラキエスが生きていると知って親密度を上げようと奮闘するも全て空振った。ゲーム通りに行かなくてイライラしているところに、神官長の息子だと言うゼーリアが話しかけてきて、使えるかも思って魅了スキルを使った。最初は渋っていたものの、魅了スキルを重ねがけすればあっという間にゼーリアは女神のお告げを教えてくれた。
この世界は私の世界なんだと再確認(勘違い)して、プリシラを婚約者の座から落とそうとした。よくわからない男が、よくわかんない女を二人連れてきて、プリシラがターゲットだと聞いて便乗した。しかし、作戦は失敗するし、急遽開かれた王族主催のパーティに出れば、グラキエスがプリシラと結婚したと知って思わず声を張り上げたアホ。後に、貴族牢に押し込められて、軟禁生活中。魅了耐性付きの女騎士が見張っている。
ゼーリア
神官長の義理の息子。飢えていたところを神官長に助けられて、治癒魔法も使えたから神官になった。規律を重んじる真面目であり、悪くいえば融通が効かない頑固者。自覚が優れているため、周囲の評判は良い。学園でヒロインと同じクラスで、女神のお告げを聞いてすぐにヒロインかもしれないと思い至った。しかし、接触を試みたら魅了スキルの餌食となってしまい、情報を漏らしてしまった。魅了スキルの餌食にならなければヒロインを好きにはならなかった被害者。
魔神軍
フランマ
紅蓮の魔王。吸血鬼族。魔神軍第0部隊を率いる。
武器は黒剣で貫通力と、魔力を流せば変幻自在になるのが特徴。
少量の血でも、戦闘がなければ一月は余裕で生活できる。不死身だと思われるほど頑丈で寿命が長い。進化せずとも強い。真っ向勝負より、絡め手などを使う方が戦いやすいし向いている。長い暗躍生活で直感が鋭くなった。
神話の時代、仕事の辛さ、部下のボロボロさが見るに耐えなかったし、これ以上部下を失いたくなくて賭けに出た。勝率は8割ほどあったし、大丈夫だと思った。青銀の姫神はお人好しだと思ったし、案の定交渉が成立したのでホクホク。だったのに、雷鳴の魔王に封印をぶち壊されて台無し。内心、ブチギレ状態だったが、キースに部下にならないかと言われてあっさり裏切った。
フレリアン
深鬼の夫婦から生まれた深鬼族。高スペック。
魔神軍第0部隊の副官。武器は短剣。
生まれた時から女神軍と戦争中で、親と同じ第0部隊に配属された。最初は仕事を達成する喜びはあったが、いつしかそんなものはなくなった。仲間が死に、親も死んだことで精神を病みかけたが、フランマに遊びに連れ出された。その時に今まで自由ではなかったと自覚して、自由を夢見ていた。
フランマが賭けに出ると知って反対していたが根負けした。青銀の姫神の封印が解けたら自由だと心待ちにしていたら、雷鳴の魔王がいて絶望した。だけど、フランマが諦めていないのがわかっていたから、なんとか頑張って仕事していた。保護してくれると言う話を聞いて、緊張の糸が切れた。
エクレール
雷鳴の魔王。山羊のツノを持つ悪魔族。
魔神軍第一部隊を率いる。策士。魔神アクゼスターに深い忠誠を誓っているため裏切りは絶対ありえない。ヒロインを唆した悪魔の上司であり、その者の計画を引き継いだ。
キースを操り人形というか、魔神の復活を早めるための肉体にしようと目論んでいた部下だが悉く失敗していたので、暗殺に切り替えた。部下=駒としか思っていないので、簡単に切り捨てる。
水海の魔王
魔神軍第二部隊を率いる女魔王。淫魔族。
好みのタイプがいれば、老若男女問わず洗脳して飽きたら殺すか、捨てる。
暗夜の魔王
魔神軍第四部隊を率いる魔王。悪魔族。
冷酷無慈悲の拷問好き。特に肉付きのいい女性を無理やり襲い、泣かせて拷問するというアブノーマルな変態野郎。青銀の姫神を狙っていたが、ブチギレた紅の軍神に半殺しにされている
半神たち
青銀の姫神
一番最初の半神。千年以上生きた。
美しい容姿とプロポーションを持つ美女。ブルーサファイアのような青い瞳であり、青銀の髪は腰まで伸びている。女神イーストリアラのお気に入りだった。実力はとても高い。紅の軍神と恋人同士で、魔神軍との戦いが落ち着いた後に結婚して子供(普通の人間)を産んだ。
実は、キースたちアイスリア王族の遠い先祖。本人たちが広めようとしていなかったから伝承も文献も消滅している。その事実を知るのは、魔神以外の種族神と女神だけ。
紅の軍神
二番目の半神。千年以上生きていた。炎魔法が得意で、戦闘中は常に物理的に燃えていたことと、軍師として軍を動かし常に勝利を収めることから、紅の軍神と呼ばれた。白髪赤目(アルビノ)の美丈夫で大層モテていたが、媚を売る女を毛嫌いしていた。
20歳(まだ人間)の時に、青銀の姫神(半神)に一目惚れして猛アタックした。全然靡いてくれなかったがそれはそれで燃えた。あまりの溺愛っぷりに、相棒である新緑の鬼神にいつも呆れられていた。暗夜の魔王との戦闘は目も当てられないほど、ブチギレて半殺しにした。
青銀の姫神の恋人で、戦いが終息した後に結婚した。子供ができると親バカになっていた。
新緑の鬼神
三番目の半神。千年以上生きていた。
緑の髪に翠眼の美青年。相棒である紅の軍神と同じくモテていたが、女に興味が持てなかった魔法ヲタクで戦闘狂。終戦後に一般人に恋をして結婚し、子供を作る。
王国騎士団大隊長ドルマーレ・オースター、オースター伯爵家の遠い先祖だが、青銀・紅夫婦と同様広めるつもりはなく伝承や文献はない。女神たちしかその事実は知らない。
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