第7首 安倍仲麿 (古今集)
天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも
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大空を振り仰いで眺めると、美しい月が出ているが、あの月はきっと故郷である春日の三笠の山に出た月と同じ月だろう。(ああ、本当に恋しいことだなあ)
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遠い異国の地で。
故郷を想う。
もう、二度と帰らないとは分かっているけど。
それでも。
三笠の山に出る月を。
もう一度。
みたいと、思うのです。
貴方は。
今頃。
どう、なさっているでしょうか。
どうか。
お元気で。
お休みなさい。
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