第6首 大伴家持 (新古今集)
かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きをみれば 夜ぞふけにける
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かささぎが渡したという天上の橋のように見える宮中の階段であるが、その上に降りた真っ白い霜を見ると、夜も随分と更けたのだなあ。
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私は自分で望んだわけでもないのに。
かなり。
波乱万丈の生涯でした。
ただ、大好きな歌を。
詠んでいたかっただけなのに。
激動の時代の中で。
かいま見た景色が。
美しかった。
それだけのことなのに。
夜が、無上にふけていきます。
私の想いとは裏腹に。
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