第38話
かこれは自分が 父親の実家に帰っている時のことだ
夏休みというものは他の人というものそれ なりの旅行に行ったりするが
私の場合は毎年 里帰りのようにただしかし一分一人で行く
ということがほとんどであっ た新幹線やバスをもう何回も乗り継いで
いるせいで 年に1回のこととはいえほとんど覚えて しまっている
私が 田舎に着くと いつものように
すぐにスイカというものが 私が座っているテーブルへと運ばれてき
た毎年同じようなことが繰り返されている 私はその時
なんとなく 裏庭の
竹林に行ってみた その竹林の中で私は
ちょっと気になり花を覆ってい たそこには石が置かれており少しこんもり
としていたのだ 何だろう かお墓というわけでもなかろうに
私はそこら辺に落ちている 竹の棒でそこをガリガリと引っ掻いてい
たこら そんな声を聞いて振り返ると
うちの父親の 父親がそこには立っていた
私は言葉に詰まっ たそれは怒っちゃいかん
そう言われて私は仕方なく分かりました そして
竹林から降りると近所をぶらぶらと 夕飯まで歩くことにした
特に何かがあるというような場所ではない がしかし何もないということがまた一つの
空間として面白いのである 私は誰とも会わないようなそんな一種配給
地味と街を歩いている そのうちにサイレンが鳴って私は
毎度のことながら家に帰っ た涼しく暗い家屋の中に入ると私は
食卓へ並んでいた いただきます そんな声の中で私は
イワナや 普段は旅慣れないそんな感じのご飯
そしてその硬さを噛みしめながら 麦茶を飲んでい
た今日なんかあったかい そう言われて私は
そういえば 竹林でというようなことを話すと そんなことがとおばあちゃん言っている
どうやら知らないようである あれ何かあるんですか
私がそう聞くといや ただのお墓だよ
と言うので ある多少強引であり
何かあるのだろうとおばあちゃんもそれに は 首を刺さなかっ
た私はまたスイカを食べて 先にお風呂を上がることにした
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