カトライヤ王国

「さて、カトライヤ王国までテレポーテーションしようか? ちょっと私の方によってね」


「旅路とか気にしない派なの?」


「うん、だってめぼしいものとか、場所とかそんなにないのよね。人間界って王国とか町一つひとつは魅力的だけど、それ以外はそれの繁栄のために自然を開拓してそれっきりだからね」


 つまらないと言わんばかりの顔だった。確かに王国の中は魅力的だった。建造物も、料理も、住まう人々も。一方、王国の外はだだっ広い草原や岩場、小さな採石場や木の伐採跡しかなく、正直めぼしいものではなかった。


 僕は肩を並べるほどにルナに近寄ると、ルナは淡い光の纏った掌を天へ向けた。


「《転移テレポーテーション》」


 足元に浮かび上がった光の輪は煌々と輝きを増す。それに伴い体はふわふわと宙に浮いた。


 目の前の景色が白一色に塗り替えられ、脱力する不思議な感覚に襲われる。


 その感覚は一瞬の出来事だった――


 瞑った目を開いた時、体に力が入るようになるあの感覚。それと、今までの転移後には感じたことのないむず痒い感覚にも襲われた。それが何を意味するかは分からない。単に体が痒いだけなのかもしれない。


 オリーヴァ王国を出立してものの数分で次の目的地であるカトライヤ王国城門前に転移した。周囲にめぼしいものはない殺風景だ。


 カトライヤ王国、別名魔法の国。王国を大きく囲う石煉瓦でできた城壁は至る所に苔生し、無数に入った亀裂が歴史を物語っていた。大きな地震には耐えられそうにない壁が国を囲っている。でも、不思議と綺麗なオリーヴァ王国の城壁よりも屈強に思えた。


 城門前には冒険者パーティーと思わしき人々が通行待ちの隊列を成していた。列に並び暫くすると、僕たちの後ろに博識そうな優男と全身に銀の鎧を纏った性別年齢不詳の騎士、屈強な大男の三人が並んだ。


 屈強な大男さんはこちらを睨みつけて来た。きっと僕が一瞥してしまったからだ。肩身の狭い思いで、僕は二度と見ないことを誓い前方を見ることにした。


 再び、体がむず痒くなった。


「どうしたの?」


 ルナは心配そうに見つめて来る。


「いやなんでもないよ」


 ルナの方を向いてしまえば後ろの方とまた目が合ってしまいそうで、前方を見据えたまま返答する。不自然な挙動にルナはより一層の心配していた。


「大丈夫?」


「う、うん、大丈夫だよ」


 ルナは後ろの方々の存在に気付いているだろうか? お願いだから見ないで……。


「魔法も使えないのになんでここに並んでるんだよ」


 低く腹の底に響き渡る威圧感のある声が後ろからした。思わず体がびくりと痙攣する。

 後ろを振り向こうとしたルナを制止しようと僕も後ろを振り返ってしまう。慌てて前に向き直ったその動作は、無視をしたと言えた。


「おい、何か答えろよ」

 

「そんなに怒らなくても良いんじゃない? もう片方は魔法に長けているみたいだしね」


 不敵な笑みを浮かべているような声色だった。

 気付けばルナも前に向き直っていた。そして、体を両腕で抱き締めながら震えていた。おぞましいものでも見たように、顔面蒼白になりながら……。


「大丈夫?」


 僕が声を掛けるも、ルナにはまるで聞こえていなかった。その耳は外界からの音を完全に遮断していた。


 無視された大男は頭にきたのか、舌打ちを1つ。そして、何か強い力に押されるように僕の体がふわっと宙に浮いた。地に足が着いていない状態では踏ん張りも効かず、そのまま地面へと叩きつけられるように列からはみ出して転んでいた。


 その時になってようやく理解した。僕は突き飛ばされたのだと。突然の事で憤りすら感じられなかった。あるのは目の前の景色が現実か、幻想かの錯乱状態だけだった。


「ハル…………」


 微かにルナの声が聞こえた。振り返ると大男は空いた列に詰めていた。僕の居場所は既になくなっていた。


 起き上がった僕を大男は嘲笑った。


 怒りを顕にしたルナの瞳は、獲物を逃がさぬ捕食者のそれだった。手を大男の前に突き出すルナ。魔法を放つのか、淡い光が掌に出現していた。しかし、大男には脅し程度としか捉えられていないようで嘲笑っていた。


「お前みたいなチビで役立たずの攻撃など痛くも、痒くもないわい!」


「もう二度と関わらないでっ!!」


 心の叫び声のような言葉と共に、大男の土手っ腹へ瞬時に移動し、魔法を放っていた。一点に凝縮された魔法は大男を吹き飛ばしたかのように思えた。

 しかし、体は仰け反りもせずその木の幹のように太い脚で踏ん張っていた。被害を受けたのは踏ん張りで抉られた地面だけだった。


「やはりその程度か」


「相変わらずだね、周りを気にして十分な魔法を使えない。そんなだから俺たちの依頼すら真面にこなせないんだよ」


「あれは真面なんかじゃない!」


 ルナは叫ぶ。周りを気にせずただ心の叫びを代弁しているかのようだった。


 その様子を並んでいた他の冒険者パーティーも不思議そうに、心配そうにただ傍観していた。異変に気付いた門番さんだけが危険を顧みずに駆け寄って来てくれた。


「どうされましたか!?」


 それでも、厄介事は勘弁してくれよと訴えている顔だった。


「いやなんでもありませんよ。ちょっと手合わせをお願いしてたところです」


 嘘を吐かれた。


「こんなところで手合わせはご遠慮願いますよ」


 少し安心した顔の門番さん。


「すみません。こいつがどうしてもって言って聞かないんですよ。門番さんからも言い聞かせてやってください」


 大男はその体躯を活かして門番さんを睨み見下ろしていた。その様子に怯む門番さん。


「え、あ、あのー、手合わせはここではないどこか別の場所で……お願いします……」


 門番さんはもう完全に怯えきっていた。


「ふん、まあいい。通行できなくなったら困るからなぁ! ここらでやめといてやる」


 門番さんへの通行を求める圧がより門番さんを怯ませた。これも何かしらの策なのか? 門番さんは頭を下げ、何事もなかったように駆け足で持ち場へと戻っていった。


 ルナはそれ以来何も言葉にせず俯いていた。


 息をするのでさえ鬱陶しがられる雰囲気が僕を襲った。自然と呼吸量が少なくなりつつあった。


 そんな時間が数分間続いていた。そして僕たちの通行手続きの番が回って来た。城門前での通行手続きでは単純に名前と出身国を書くだけだった。この世界の文字を書けない僕に変わってルナは代筆してくれた。


 そんな焦り、恐怖、不安を抱き、カトライヤ王国へと足を踏み入れた。


 城門を潜った先には都会と言える景色が広がっていた。オリーヴァ王国以上に発展していた。

 街中は大きな建造物が立ち並び、道路は石畳で綺麗に舗装され、何らかの動力で動いていると思われる乗り物がレールの上を走っていた。それは電車のよう。速度はあまり出ていなく、ゆったりと景色を楽しめる程度。


「ここすごいね」


 子供じみた感想が真っ先に出た。


「そうだね。後ろの奴らさえいなければこの国を満喫できたかもね……」


 振り返ると先程の三人組が立っていた。まるで振り向いてくれるのをひたすらに待っているかのようだった。


「久しぶりだね、俺たちのこと覚えてるよね」


 あの博識そうな優男が明るい声色で口を開いた。


「まだ続けるつもり?」


 何の事だろう?


「いや、さっきは通行前だったから派手に挨拶できなくてね」


「まだ続けるじゃなくてこれからも続けるんだよ!」


 優男に続き大男は言い放った。


 今までの会話から察するにルナとこの三人組とは何らかの関係があるようだ。切っても切れない、そんな深い関係があるのかもしれない。


 一歩前進した大男を優男は片手で制止した。


「気になってたけど、隣の少年は君の連れだよね。見るからに弱そうなところとか君にそっくりだ」


 あからさまに人を小馬鹿にする物言いは喧嘩を売っているとしか思えなかった。


「ハルは関係ない!」


 ルナは僕を守るように前へ出た。


「へぇーその子、ハルって言うんだ」


 僕は反射的に身の危険を感じ後退りする。本当に何がどうなっているのだろうか?


「気安く名前を呼ばないで!」


「そんなに怒るなよ。俺たちは久しぶりの再開に乾杯しようじゃないかと思ってるんだ。どうだい? この後」


「お断りします」


「つれないなー、それにしても今は妖精の姿なんだ。羽がさらに上等になってこちらとしては嬉しい限りだよ」


 今は妖精の姿? 僕には引っかかる言葉だった。


「やめてください」


「そうだ、交換条件にしよう。俺たちは一生君に関わらない。その代わり羽を頂戴する」


 どうだい? とにこやかな笑みを浮かべる。彼らにとってはにこやかな笑みかもしれないが、こちらとしては不敵な笑みであった。


「嫌です」


「ならせめて思い出話に花を咲かせようじゃないか!」


「お断りしますと言いました」


「なら仕方がない。デーガ、シャッゼオ、路地まで追い込め」


 突如、重低音の声色で二人に司令を出した優男はニタァと笑った。デーガとシャッゼオは、大男と鎧姿の性別年齢不詳の二人の名前のよう。足並みを揃えて一歩前へ踏み出していた。


「イルグレス、路地に追い込んでどうするんだ?」


 イルグレスは優男の名前だ。デーガの質問に肩を竦めていた。


「お前は俺の思惑を聞く前にその脳筋な頭脳をどうにかしろ。それでなきゃ話が通じん」


 呆れ口調のイルグレスが言う。


「体は屈強に……脳は柔軟に……」


 そして、ここまで一言も話さなかったシャッゼオが口を開いた。鎧の中から喋っているのためか、その声は変声機を使った機械声のようだった。


「おい! 喧嘩売ってるのか!?」


「やめておけデーガ、お前じゃ敵わないことくらい分かっているだろう」


「分からねぇな」


「同じパーティーなのにそんなことも分からないから脳筋だと言うのだ」


「なんだと!」


「いいから行け。逃げられるぞ」


「くそっ! 俺が真っ先に捕まえたら好き放題させてもらうからな!」


「真っ先に捕まえられたらな」


 日常茶飯事の出来事であるかのように扱い慣れた口調でデーガを操るイルグレス。

 二人が僕たちを捕まえようと一歩ずつこちらに歩み寄って来た。

 

「なぁせめて羽くらいくれよ」


 と、デーガが近づく。


 カチャリ、カチャリ、カシャンと鎧の奏でる音が近づいて来た。


「逃げるよ」


 ルナは街の方へと勢いよく飛んでいった。僕もすかさず後を追いかける。飛ぶルナと走る僕、障害物をものともしないルナと避けるのに必死な僕、速度差は明白だった。次第に距離が離れ、追いかけて来る二人に捕まりそうだった。


 シャッゼオが僕に掴みかかろうとしているその時、突如体が宙に浮いた。そのまま磁石のようにルナの方へと引っ張られる感覚で宙を舞った。きっとルナの魔法だ。


 突然走り出し、宙に舞った僕を通行人は訝しむ様子もなかった。魔法の国とはこういうことも日常なのだろうか。


 二人からはどんどん離れていく。


「くそっ!」


 デーガの悔しがる声が聞こえた。


 あっという間に彼らとの距離は離れていき、撹乱するように路地に入ったり大通りに出たりと、複雑な道順を辿りながら王国の奥へ奥へと逃げた。


 人通りのない薄暗い路地で降り立つと、近くの木箱に僕は腰掛けた。心臓の鼓動が激しく波打っていた。ただされるがままに飛んでいただけなのに息が不思議と切れていた。


「ここまで来れば大丈夫ね」


 ルナは呼吸の1つすら乱れていなく、見る限りは平然を保っていた。


「まだお昼時だけど、早めに宿でも取らない? 彼らのことだから執念深く探していると思う。宿屋に身を潜めていればまずは安全なはずだから」


 だが、ルナは決して平然ではなかった。


 その声は時折震え、指先が小刻みに痙攣し、それを隠すように腕を組んでいるがその腕も震えていた。震えた心に嘘はつけず、体が正直に気持ちを代弁していた。


 守らなきゃ。自然と湧き出た想いだった。


「宿屋行こう! セキュリティのしっかりした所が良いよね」


 残り資金は金貨1枚と銀貨2枚。


「それともう1つ……」


 俯いたルナはか細い声で言った。


「一緒の部屋にして欲しい……話したいことあるから……」


 急に弱々しく怯えた顔をしていた。こんなルナは初めて見た。いつも元気で明るかったのに人が変わったようにか細く感じられた。


 僕は路地から大通りに出る手前で辺りを見回し、彼らが居ないことを確認した。なるべく建物側を歩き宿屋を探す。

 前方には巨大な王城が厳かに聳え立っていた。王国に足を踏み入れた時は遠くに見えていたのに、これほどまで近くに来ていたとは思いもしなかった。王城に見惚れながら暫く歩きたい気持ちを押し殺し、辺りを警戒しながら歩く。



「あったよ」


 ルナが指差す方向は反対側の通りだった。辺りに彼らがいないことを確認し僕たちは宿屋へと駆け込む。そんな僕たちを訝しむことなく、受付のお姉さんは淡々と業務を続けていた。

 僕はお姉さんに受付をお願いした。お姉さんは受付用紙を取り出し、必要事項を淡々と質問して来た。


「宿泊は何日間をご予定でしょうか?」


 そんな中、この質問にはすぐに対応できず戸惑ってしまった。


「無期限でお願いします!」


 すると、隣でルナがとんでもない事を言った。これには受付のお姉さんも目を丸くしていた。


「予定ですもんね。無期限で一部屋ご用意致しますね。此処は広いですし、数日間あっても足りないくらいに観光スポットは多いですよー」


 無期限で宿泊する人はそういないはず。観光を楽しみたいだけだろうと軽く捉えられてしまった。実際は命がかかっているかもしれないのに……。


「ふふっ、いつも数字を書くところに文章を書いたのは初めてです。こちらにお名前のご記入をお願いします」


 差し出された紙は確かに数字一文字しか入らない欄の中に文章が書かれていた。


「無期限(多分予定です)」


 それを読み上げるルナ。多分予定ですってそれは宿屋的によろしいのだろうか?

 

「読み上げないでくださいよー、恥ずかしいじゃないですかー」


 受付のお姉さんは赤く染まった両耳を手で覆い隠した。これ以上外からの音を入れこまんと頑なに手を外そうとしないので、名前を記入し終わった紙を差し出しても恥ずかしがられるばかりだった。


「まだ言うのね。もうやめてくださいよー」


 そんなことを言いながらお姉さんは体をくねくね捩らせている。そして、やめくださいよーと恥ずかしがる。何も言ってませんし、やっていません。もういい加減に耳から手を離してみてはどうだろうか?


 紙を差し出す。恥ずかしがれる。紙を差し出す。恥ずかしがられる。この茶番劇が何回繰り返されたことか。飽きた僕に対してお姉さんは物足りないないとやめる素振りすら見せなかった。


 暫く呆然とその場に突っ立っていると、お姉さんは突然夢から目覚めたように目を瞬かせた。


「あっ、すみません……」


 恥ずかしながらやっと受け取ってくださった。別の意味の恥ずかしさがお姉さんを襲ったことだろう。

 そして、意味のない茶番劇が他のお客さんに迷惑をかけてしまったようで、いつの間にか後ろに並んでいた人に何やってるんだとガンを飛ばされた。なぜだろう? 怒りの矛先が僕に向けられているような気がしてならない。


 理不尽とはこの事を言うのですね。嘆息を1つついた。


 その様子を面白可笑しく笑うルナ。先程までの怯えた雰囲気は嘘みたいだった。やはりルナにはその自然な笑顔が一番似合う。


 今まで時折見せてくれた笑顔は不思議と僕の心を揺さぶっていた。その笑顔を向けられる度に嬉しくて、隣に並んで歩いて良いんだって、安心感に包まれていた。


 けれど、この国に来てから笑顔という笑顔は見ていなかった……。


 ルナを苦しめている人たちに遭遇してしまった時からずっと苦悶な面持ちだった。彼らが何をしたのかは分からないけど、された苦しみの中で生きていた人の気持ちはよく分かる。理解できる。僕自身がそうだから。


 自分の状況を打破することが最優先であることは間違いない。だけど今、目の前で苦しんでいる人を救えなくて自分を救えるだろうか。それは逆も然り。


 同じように苦しむ人を見るのは耐えられない。自分では力不足かもしれないけれど、それを決めるのはルナ自身。ここまでサポートしてくれたルナを今度は僕がサポートする番。偉そうだけど、偉そうにならなきゃ何も救えないはずだ。


「どうかなさいましたか?」


 お姉さんは記入用紙を渡したまま上の空だった僕を心配してくれた。なんでもないですと差し出された鍵を受け取り部屋へと向かった。


 部屋の中は二人がゆったり過ごせる程度には広く、数日間滞在しても苦にならないと感じた。


「ごめんなさい……私のせいで折角の観光を台無しにしてしまって……傷つけてしまって……」


 後ろから弱々しい声が聞こえた。


「ルナに傷つけられたことは一切ないよ」


「そんなはずないよ! こうなったのは全て私が逃げていたからで……」


 逃げていたからか……そんなことはないと思う。


「時に逃げることも大切だと思うよ」


「……えっ? だって逃げたら今の私みたいになって……誰かに迷惑をかけることになる。誰かを傷つけることになる。それでも、逃げていいって言うの?」


 ルナはまるでそれが悪い事だとでも言うように、罪悪感に苛まれた目をしていた。


 でも、そうじゃないんだと僕は頷いた。そして、個人的に思っていることを言葉にした。


「人生って車と同じだと思うんだ。前に進む時はドライブで、初心に帰る時、過去を見つめ直すときはリバース、力を抜くときはニュートラル、立ち止まって考える時はパーキング。1つも欠けてはいけない大切な事だと思うんだ。だから、ルナが逃げたって言うのは、逃げるって選択肢を使って前に進んだドライブの状態だと思うよ」


 意表を突かれたようなルナ。


「なんか……偉そうにごめん」


「ううん、そんなことないよ。すごく嬉しい。だけど、そっちの世界のモノで例えられてもあんまりピンと来ないかも」


「そうだった……」


「でも、ありがとう」


 少しだけ笑顔を取り戻したルナ。そして、意を決したように口を開いた。


 私の話聞いてくれる? と。


 僕は頷いた。

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