第三章・遭遇 #2

 いつもより早い夫の帰宅に、彩子は少し驚いたように「早いのね」と言った。そしてすぐに「夕飯、なにもありませんけど」と付け加える。

「いいよ。外で食ってきた」

 野崎は冷蔵庫から缶ビールを取り出して、それをテーブルに置く。

「飲んで平気なの?」

 懸案事項がある間は、いつ呼び出しがかかるか分からない。

 彩子自身、意図せず身につけてしまった習慣から、つい口をついて出てきた言葉だが、それを聞いて野崎は笑った。

「ノンアルだから大丈夫」

「そう…」

 彩子は気のない返事を返して、スマホをいじり始めた。

 メールのチェックをしながら、「私、来月友達と旅行に行くって…言いましたっけ?」と聞く。

「あぁ…来月だっけ?」

「2泊3日で箱根まで」

「そうか…分かった」

 野崎はビールを一口飲んで「いつもの旅行メンバー?」と聞いた。

 彩子はスマホをいじる手を一瞬止めたが、すぐに「そうよ」と答えた。

「…」

 野崎は黙っていた。

 妻がそう言うなら信じるしかない。


 ——本当は誰と行くの?


 問いただしたい言葉が喉元まで出かかったが、それをビールで流し込んで、野崎は言った。

「楽しんできて」



 彩子は先に寝室に入った。

 夫はまだ寝ないと分かっている。

 特に今は容疑者が意識不明の状態で、いつ戻るか分からない。

 急な呼び出しがありそうな時、夫はリビングのソファーで仮眠を取ることが多い。

 本格的に寝ないように…短時間の睡眠でも体を休める術を身に付けているのだ。

 看護師をしている自分もそうだった…

 フルタイムで夜勤もこなしていた時は、短時間の仮眠でも大丈夫だった。

 今は夜勤はせず、日勤のみのパートタイムだが…

 彩子はベッドに横になりながら、メッセージアプリに届いたメールに返信をした。


 >来月が楽しみ


 するとすぐに


 >早く会いたい

 と返ってくる。


 >私も

 と返して、彩子はスマホを伏せた。

(…)

 自分の中に、まだ僅かな良心が残っているのだろうか——?

 良くないことだとは分かっている。

 分かっているが、もう後戻りはできないのだ。

 この後ろめたさの正体が何なのか、彩子はよく知っている。

 警察官の妻でありながら、自分は不貞よりも恐ろしい罪を犯した。

 あんなこと——


(あの人には死んでも言えないわね…)


 彩子は小さく笑うと、溢れる涙を拭うように布団の中に顔を埋めた。



 6月1日。

 例年通り梅雨入りした関東地方。今日も朝からずっと雨が降り続いている。

 衣替えが始まり、道行く学生も夏服になっていた。

 気温こそ高くはないが、湿度があり何となく不快だ。

 事件現場のアパートを見に行った翌日、宇佐美はメールで野崎にひとつ頼み事をしていた。

 それは、駅の事件よりも前に、似たような事件や事故は起きていなかったか?もしあれば教えて欲しい、というものだった。

 それを聞かれた時、野崎には何か思い当たることがあるのか、すぐに調べるという返信があり、先程その返答が来た。

 図書館に併設されているカフェスペースで、宇佐美はメールの返答を見る。

 明らかに死因がハッキリしている病死や事故死を除くと、自殺や不審死はここ数年で8件ほどあった。これが多いのか少ないのかは分からないが、似ている事件というふるいにかけて野崎が選んだものがこの8件なのだろう。

 駅の事件より前に起きたものとしては去年、30代の男性作業員によるビルからの飛び降り自殺が一番新しい。

 そしてこの件に関しては、野崎の注釈が入っていた。


 >自殺直前の様子が、今回の駅と橋の二人とよく似ています。先生も気にしていた事案です。


(神原さんも気にしていた…)

 そこが引っ掛かり、宇佐美は男が飛び降りたビルを調べた。

 場所は市境に近い。航空写真で見ると、そこはビルというより倉庫のような建屋だった。

 メールには、この事件についてだけ簡単な経緯が書かれている。


 >作業中、男の様子が急におかしくなって、他の従業員の制止も聞かず、建屋の窓から飛び降りた。高さはさほどでもなかったが、打ち所が悪く、転落の2日後に死亡。

 自殺と判断されたのは、以前から家族間のトラブルを抱えていて、精神状態も不安定、通院服用歴もあり自殺未遂歴もあったため。遺書はなかったが発作的な自殺だと思われる。


 ——とある。


 その前の年にはマンションで孤独死。

 その前の年には水死、首つり2件、さらにその前の年にも首つり2件と孤独死——

 男女比は8:2くらいで男が多い。

 宇佐美は目を閉じた。

 館内は静かだった。時折カフェの厨房から、皿などが触れる音が聞こえてくるくらいで、客は皆、本を読んだり、パソコンを開いたり、スマホをいじったり…と、思い思いの作業に没頭している。

 ゆっくりと目を開け、テーブルの上に置いた自分のペットボトルを見た。

 容器の周りにできた水滴が垂れて、じんわりと底に広がる。それがテーブルを濡らし、広がっていく様を、宇佐美はぼんやりと見つめていた。

 外はまだ雨が降り続いている。


「キャッ」という短い悲鳴が上がった。

 誰かがグラスを倒して、テーブルの上から水が滴り落ちる。

 店員が駆けつけ、女性客がしきりに謝っていた。


 水——


 宇佐美はじっとその様子を見ていた。

 蛇口を捻っても出なかった水が、しばらくして勢いよく出てくる光景が脳裏をよぎる。


 水だ…


 宇佐美はスマホを手に取ると、市内の地図を検索した。

 野崎に聞いた過去の不審死も含め、今現在分かっている事件発生現場を、ひとつひとつ調べていく。

 これは偶然だろうか——?

 駅は若干距離はあるが、それ以外は皆、現場の近くを川が流れている。

(いや、待て)

 駅の犠牲者が住んでいた場所は、殺人があったアパートの近くだと言っていた。

 川沿いだった可能性がある。あとで野崎さんに聞いてみよう。だが聞くまでもなく、宇佐美には確信があった。


 水だ。

 水の流れ。

 この一連の出来事には、河川が関係している気がする。


 その時——


 ふいに強い視線を感じて、宇佐美は思わず振り返った。

「——!?」

 周囲にいる客は皆席に座り、一様に己の作業に没頭していて誰もこちらを見ていない。

(…気のせい…か?)

 宇佐美は首筋に手を当てて、眉間を寄せた。

 誰かが自分のすぐ背後に立ち、じっと見下ろしていたように感じたのだが。

 しかも…あまり好ましい気配ではない気がして、宇佐美は鞄と傘を持って席を立つと、逃げるように図書館から出た。

 雨脚がやや強くなっていた。

 図書館から遠ざかりながら、宇佐美は時おり背後を振り返る。もう気配は消えていたが、それでも何かを振り切るように、宇佐美は繁華街の方へと歩き続けた。

 少しでも人がたくさんいる場所へ…


 今は一人になりたくなかった。



 翌日。

 小田原の御幸みゆきの浜と呼ばれる海岸で、男の水死体が発見された。

 近くにあった男の所持品からすぐに身元が分かり、野崎達のもとに連絡が入る。

 死んだのは平井義男ひらいよしお

 あのアパートの事件で、大家と共に現場に入った第一発見者の一人だった。

「隣室に住んでいた男だ。とくに容疑者とトラブルもなく、完全にノーマークだったけど」

「自殺らしい。遺書が見つかってる」

 刑事課の課長である岸谷はそう言うと、発見された鞄の中から見つかった手帳を野崎達に見せた。

 そこには、仕事がうまくいかないこと。体の調子も良くないこと。人間関係など諸々の愚痴がしたためてあった。

「第一発見者の自殺って…なんだか気になりますね」

 野崎がそう呟いた。

 遺書の内容は、いつしかその原因が事件を発見したせいだと、恨み言に変わっていた。恐ろしい夢にうなされるようになったこと。誰もいないはずの隣室から人の気配がすること。物音が聞こえてくること——

 野崎は、数日前に宇佐美と共に訪れた際、現場の部屋の窓に映る人影を思い出して思わず背筋が寒くなった。

 この事はまだ誰にも言っていない。白石にも。

「自殺に不審な点がないか調べる。まずはアパートの居室。それと大家から話を聞く。平井の職場の人からも」



 別の捜査員が大家から話を聞いている間、野崎と白石は平井の居室を調べた。

 まさか立て続けに同じアパートで不幸があるとは…大家が嘆く姿が見えるようだ、と白石は苦笑した。

「間取りは同じだけど、彼は小奇麗にしていたようだな」

 足の踏み場もないほど物で溢れていた佐々木の部屋と違い、平井の部屋は物が少なく、きれいに整理整頓されていた。

 調書によれば独身。50男の一人暮らしにしては味気ないほど小ざっぱりとしている。

 ただあまり料理はしないのか、レトルト製品やカップ麺などの空き容器がたくさんあった。缶ビールの空き缶に焼酎の空き瓶。酒は飲む方か。

「おい、見てみろよ」

 白石に呼ばれて野崎は部屋の奥に行った。

「これ…」

 隣室との壁に、マットレスが張り付けてある。

「なんだこれ?」

「何かを塞いでいるのかな?」

 まさかここに穴が開いていて、隣室に侵入できたら——佐々木を殴ったのも、カーテンの人影もすべて平井だった…

(なんてオチになればいいけど)

 野崎は内心苦笑しながら、壁に貼り付けてあったマットレスをはがした。

 ——残念ながら。

 そこには穴など開いてはおらず、頑丈だが薄いアパートの壁があるだけだった。

 そこへ、大家に話を聞いてきた二名の捜査員がやってきた。

「平井がアパートを退去したいと申し出たのは3日前だそうです。退去理由は気味が悪いからだそうで…」

 誰もいないはずの隣室に人の気配がしたり、物音がしたり。

 あの事件以降、夜も眠れない日が続いていたという。

「お祓いをするらしいですよ。さっき坊さんが来ました」

 捜査員の一人がそう言って肩をすくめた。

「このマットレスは防音のためか…」

 野崎はそう言って壁を見つめた。

 宇佐美と一緒にここへ来た日——平井は退去する決意をしたのか。そして小田原まで行き、命を絶った。その時の様子が分からないので何とも言えないが、見えない何かに襲われたわけじゃないのだろうか?

 この男の死は、他のヤツの死と一緒に紐づけしていいものかどうか…

 野崎は室内の様子をザッと動画に取り、写真も何枚か撮影した。

 アパートの外に出た時、野崎はさりげなく2階の窓を見上げた。

 じっと見つめているが、カーテンの向こうにはなにも見えない。

「どうした?」

 白石に聞かれたが、野崎は黙っていた。



 その日の夜。

 宇佐美のスマホに野崎からメールが届いた。

 そこには動画と写真が添付されており、


 >事件絡みの物です。添付素材の取扱いには充分注意してください。

 という注意書きがしてあった。


 宇佐美は動画を開いた。

 どこかのアパートの室内のようだ。光源がやや乏しい。壁にマットレスのような物が立てかけてある。

(どこだ?これ)

 写真も同じように壁と、そこに立てかけてあるマットレス。生活感のある室内の様子から、男の部屋だと分かる。


 >これらを見て、何か感じるものがあれば教えてください。


 そのメッセージに宇佐美は苦笑した。

(何を知りたいんだよ…)

 宇佐美はもう一度写真を見る。

 が、特に何も感じない。ありふれた室内写真だ。

 そしてもう一度、動画を再生する。

 短い映像だが、写真より現場の様子が伝わってくる。

 何度か繰り返し再生してみたが、宇佐美にはピンとくるものはなかった。

 野崎が何を求めているのか分からないが、結果は結果としてきちんと報告しよう…

 そう思い、

 >ごめんなさい。何も感じません。

 と送った。

 暫くすると、

 >了解です。ありがとう。できれば、添付したもの消去してもらえると有難いです。

 と返ってきた。

 宇佐美は小さく笑った。

「言われなくてもそうするよ」


 >大丈夫です。消します。


 すぐに

 >ありがとう。変なお願いしてすみません。おやすみなさい。

 と返ってくる。


 宇佐美は

 >どういたしまして。おやすみなさい。

 と返した。


 理由を尋ねようかと思ったが、やめた。

 恐らくアパートの事件絡みだろう。それに今朝のネットニュースで読んだ。小田原で発見された男の水死体。その件も関係しているのでは…

(さっきの部屋…)

 約束通り、削除するつもりではいるが——宇佐美は消す前にもう一度、動画を再生してみた。

 …が。

 やはり何も見えないし、感じない。

(ダメか…)

 宇佐美は野崎からの添付素材をまとめて消去した。

 午後11時過ぎ。

 パソコンを打つ手を止めて、そろそろ寝ようと立ち上がる。洗面所で歯を磨き、顔を洗う。すると寝室から物音がして、宇佐美は水を止めた。

「…?」

 タオルで顔を拭きながら、部屋を覗く。机の上に置いてあったスマホが起動していた。

 何かの映像が流れている。近づいて見ると、先程消去したはずの動画が流れていた。

(え?)

 消したつもりだったが——

 宇佐美は動画を止めて、再度削除した。念の為、削除した動画が完全にデータから消えたことも確認する。

(これで大丈夫だろう…)

 だが先程もそうやって削除したはずだが——

 何となく腑に落ちず、宇佐美はタオルを掴んだまま室内を見回した。見慣れたはずの自分の部屋だが、気のせいか空気が重い。

「…」

 なんだろう…嫌な感じだ…

 自分の心拍数が上がるのが分かった。何となくだが、ここにいてはマズい気がする。

(落ち着け…何も考えるな…)

 余計なことは考えず、今はひとまずここを出よう。

 宇佐美はスマホと部屋の鍵を掴むと、そのまま外へ出ようと玄関に向かった。こんな時間に行く当てなどないが、今はとにかくここにいたくない。

 靴を履こうと身をかがめた時、バン!という大きな音がして、室内の明かりが一斉に消えた。

「!?」

 宇佐美はハッと息を飲んだ。停電?いや違う!

 玄関のドアを開けようとノブを掴んだが開かない。

「え?」

 鍵は開いているのに、どうして?!

 焦って何度もガチャガチャと動かすがドアが開かない。

 これも幻覚?

(違う——これは幻覚じゃない!)

 大丈夫落ち着けと、必死に自分に言い聞かすが、恐怖が墨のように黒く心を覆っていく。

 宇佐美はベランダへ向かった。ここは2階だ。飛び降りても死にはしないだろう。

 暗い部屋の中を走り、ベランダに出る窓を掴む。

 が——鍵を開けても窓が開かない。

「!?」

 嘘だろう?なんで!

「——!」

 自分を外へ出さない気だ。でも誰が?なぜ?

 宇佐美はじっと窓ガラスに映る自分の姿を見た。

 その背後に——黒い人影が見える。


「——!?」

 背後を振り返るが誰もいない。

 でも確実に誰かいる——

 視線を感じた。強い視線。あの日図書館で感じた、あの気配だ。

(ここにいる!この部屋の中に)

 姿は見えないが、自分のすぐ近くにいるのが分かる。

「誰だ?…いるんだろう?そこに」

 声をかけるが返事はない。でも、まとわりつくような視線は先程より強く感じた。

 ふいに背後から肩を強く押されて、宇佐美はよろけた。

「!?」

 振り返るが誰もいない。ポケットからスマホを取り出し、ライトをつける。それで周囲を照らした。

「誰だ?姿を見せろ」

 再び背後から背中を押され、宇佐美は「あっ!」と叫んでその場に倒れこむ。

 何かが自分の上に覆いかぶさってくるような気がして、宇佐美は必死に手で振り払った。

「よせ!来るな!!」

 掴んでいたスマホが床に転がる。暗闇から、見えない何かが自分に向かってくるのが分かった。

 それを宇佐美は払いのけようと両手を振り上げる。

「やめろ!来るな!」

 床に這いつくばりながら、壁に背をつけて虚空を見上げた。

 窓から差し込む外からの僅かな明かりで部屋の中が見える。

 誰もいない。姿は見えない。

 なのに———

 がゆっくりと自分に近づいてくる気配だけは、ハッキリと感じ取ることができる。

「来るな…」

 宇佐美は呟いた。言葉にならない恐怖が襲い掛かる。逃げたいのに体が動かない。

「来るな…来るな…」

 嫌々をする子供のように首を振りながら、宇佐美は背中を向けると、きつく目を閉じてその場にうずくまった———


 ——同時刻。

 ナースステーションから漏れる明かり以外は、非常灯の光しか感じられない病棟の暗い廊下に、一人の警察官が椅子に腰かけて雑誌を読んでいた。

 ICUの近くにある個室の病室には、ひと月ほど前から意識が戻らない容疑者の男が眠っている。二時間ごとに看護師が様子を見に来るが、先程来た時には相変わらず変化なしと告げただけで、そのまま業務に戻ってしまった。

(やれやれ…)

 巡査2年目の内田は、いつまでこの夜間勤務が続くのか…と、もう何度も読み返している雑誌を、もう一度最初からめくり直してため息をついた。

 次の交代の時に新しい雑誌を持ってこよう…そんなことを考えていると、ふと病室内で物音がした。

「?」

 内田は立ち上がって雑誌を椅子に置くと、ドア越しに室内の様子を伺った。

 微かだが、人の動く気配がした。

 扉を開けて室内を確認する。既に消灯時間を過ぎているので中は薄暗い。男が寝ているベッドの周りにはカーテンが引かれているが、腕に取り付けてある点滴モニターの光で、内部のシルエットが影絵のようにカーテンに映し出される。

 内田はそこに人影を見た。

 ベッドサイドに、誰かが立っている——

「!?」

 一瞬ギョッとしたが、男の意識が戻ったのかと思い、確認のためカーテンを開こうとベッドに近づいた時、ただならぬ気配を感じて思わず足を止めた。


 なにか…様子がおかしい。


 カーテンに映る人影は、普通の人より細長く見えた。それが、風に揺れる柳のようにユラユラと揺れている。

 内田は腰の警棒を握り、「おい…」と小さく声をかけた。

「誰だ?」

 そこにいるのは意識不明の男だけだ。そいつでなければ、一体誰がいるというのだ?

「佐々木か?」

 男の名を呼んで、カーテンに手をかける。


 サ——ッ


 と。

 内田は勢いよくカーテンを開けた。

 が。そこには誰もいない。


 ベッドで眠っている男以外は、誰も。

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