第50話 はなちゃんへ
あなたの近くには誰がいますか?
誰かの物を取るのではなく
誰かの物を借りるのでなく
取ったら犯罪。
借りたのなら返す。
最初は軽い気持ちだったのかも知れない。
それでもあなたは
私の過去も現在も未来も奪った。
もう元には戻れない。
時間は返せない
どんなに謝罪されても
奪われた時間の価値と釣り合わない。
ダンナは
あなたの物にはならない。
自分の物を手に入れて
自分の時間を手に入れて
まっすぐあなたの目を見て
笑顔で話してくれる人を見つけて
その手を離さないで
その人を大切に。
まだまだ長いこれからの人生
楽しんで
私はこれからの人生
ダンナと
子供達家族と
まったりと歳をとって生きていきたい。
考えたくもないが
もし、また
もし、まだ
ダンナとの関係を考えているなら
私は
私なりの武器を持って
あなたの前に現れる。
そして
傷つける
すべてを奪う。
私は
あなたを恨む。
恨みながら死んでいく。
あなたを二度と笑わせない。
私を忘れさせない。
私は
あなたが憎い。
もう二度と私達家族に近づかないで
風の頼りも届かないほど
遠くで
幸せになって。
はなちゃんへ @pocky412
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