第15話 文字に依存した感情表現

初っ端からですが、皆さんテレビやラジオを視たり聴いたりしてます?

あれ、冷静に観察すると規則性が見えるんです。


テレビだとバラエティーとドラマに於ける感情表現の違い。

バラエティーは、ほぼほぼ口を開けて笑う。怒った時は、睨む。ま、この二つが分かり易い。

ドラマは、普段の生活に近いけど、僅かに違うかも。


ラジオだと更に顕著で笑う時は、声を出して笑う。ガハハもあればウフフもあるけど、とにかく声を出すのは変わりない。逆に声に出して笑わないけど感情がわからない。

(たまに共演者(?)が、ツッコミを入れて笑ってるのを演出することもある)


普通の生活の中での感情表現は、どうなのかというとココロの動きは意外に目に見えづらい。

笑顔で怒っている場合もあれば泣きながら喜んでいる事もある。

心のなかではバンザイして走り回ってるんだけど、見た目は口角がちょっと上がっただけってのがあるんじゃないかな。


簡単まとめると瞬時に分かりやすく伝えるのがテレビやラジオじゃないかと。


じゃあ文字の世界は?となると描いてる側から考えて見てね。

文字数に制限はない。瞬時の出来事を丁寧に書き著すこともできる。

ほんの3秒ほどの出来事でも文字ならば無制限。


笑うとは、

ガハハ、えへへ、乾いたハハハ、ウフフに「うふふ」もある。

はっはっはってのもある。「にまにま」だって笑っている。

要はボキャブラリーやオノマトペの数とそれにあわせた登場人物との関係性で表現できると思う。


そして、それを拡げるのは視たり読んだり体験して分析が必要かも。

子供に同じおもちゃを与えるとどうするかとか。年令によって違ってきますよね。


ま、そんな感じで身近なヒトの喜怒哀楽を観察するのも良い。

但し、其れなりの投資や被害が必要で喜ばすのは甘いもんならですが、コスパが悪いというかタイミングかな。


そして、最強なのは日本語におんな言葉があること。日本各地の方言もある。斜め上の婉曲な褒め言葉の京言葉やら、方言を駆使するってのも悪くはないかなと思う。


問題はベストセラーになってから英語に訳す苦しみってのがありますよ。

ま各国語に翻訳しての出版までたどり着くかどうかなんですけどね。

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