執着とこだわり

好感を持てるのはどっち？

1.あなたならどちらだろう？

　過去を引きずって、自分の考えや想いがイマイチ伝わらないタイプと「あなたに興味があるので色々教えてください」という後者。

　過去を引きずってしまい、過去の不安から気持ちが伝わらず、相手からしたら「あなたは何がしたいの？」という印象を与えてしまう前者。

　ビジョンが明確でないし、不安しか与えない意味では間違いなく恋愛でも就活でも不利になるのは前者でしょう。

2.興味があっても相手にされない事もあるけれど

　もちろん、こちらが興味があっても相手が興味がなくて相手にされない事も普通にあります。

　しかし、相手を知りたいと想えると必然的に相手の情報が頭に残るし、知ろうとするもの。

　自分を知られて嬉しくない人も当然居るわけですが、相手を知ろうとする人を極端に毛嫌いする人も現実には少ないのではないのだろうか。

　ここでネックになるのは、執着から相手にしがみついているだけで相手の事を考えられない人だと私は感じてします。

3.アプローチも恋愛や就職はさほど変わらない

　相手が何が好きなのか、どういう人とお付き合いしたいのかという観点ではどちらも一見違うようで、とても似ています。

　そして、いかに相手に興味を持ち相手の情報を知ろうと出来るかで勝負の大半は決まるので。

　御社は普段、どんな感じのお仕事をされていますか？業務を長年やっていて、やりがいと感じたことはなんでしょうか？

　将来的に、どういういった方向性で経営をお考えなんでしょうか？

　一見、経営者側が応募者に聞くような質問に感じますが、これを応募者側から質問されたら貴方はどう感じるでしょうか？

　恋愛に例えると、「今の勤めてる仕事はなんですか？」「今のお仕事でどんな事が充実しているかorどんな趣味に没頭していますか」「どういう生き方をしたいと考えていますか」といったニュアンスになってくるかと思います。

　関係性がわからないと聞けない事もありますが、相手に興味がないと聞けない質問内容にはなると言っても過言ではありません。