第4話 王都の混乱

――翌日。日の出前。


 王国の首都である王都は、都市全体を防壁で囲まれた城郭都市だ。栄えた都市の中央には王城があり、王城を守るように更に城壁がある。王城周りの壁を内壁と呼び、都市を囲む壁を外壁と呼んで区別している。


 外壁に作られた見上げるほど大きな門は、毎朝同じ時間に兵士たちが開き、日暮れと同時に閉ざされる。


 王都は、大国であるメルベーユ王国の交易の中心地として栄え、毎日何万人という人が都市を行き来する。


「……おい、まだ開いてねぇぞ?」


 外門の内側で、その男たちは寝ぼけ眼をこすりながら首を傾げていた。


 貴族にとって早朝とは昼前を指すが、平民にとっての早朝は日の出前の世界が薄ぼんやりとした頃を指す。そんな早朝に活動を開始する平民は主に、兵士商人職人旅人、そして冒険者たちだ。


「門番の連中寝坊でもしてるのか? ……こちとら飯を食う暇もなくお仕事だっていうのに、いいご身分じゃねえか」

「まぁ落ち着けよ。どうも昨日はお貴族様たちのパーティーやらがあったらしい。連中も警備に駆り出されたんだろうさ」


 粗暴な口調に荒々しい風貌。皮の鎧を着てる者もいれば、魔法使いのようなローブを着込む者もいる。まるで統一感のない、唯一共通してるのはその雰囲気が堅気ではないということだけ。


 彼らは冒険者だ。


 冒険者とは、魔物を狩ったり雑用をしたりして日銭を稼ぐ、根無し草の荒くれ者の総称である。


 市民権を持たず学もなければコネもない。けれど戦う能力は人一倍ある。


 社会保証もなければ保険もない。怪我をしても治療費は実費。仕事の多くは重労働か命がけ。仮に任務の最中に命を落としてもすべては自業自得。


 そんなお世辞にも魅力的とは言えない職業ではあるが、時折強大な魔物を討伐し国から恩賞を貰ったり、未開の迷宮を攻略し金銀財宝を手に入れたりと、大きな活躍をする。彼らの活躍は吟遊詩人により美談として広く美しく謳われる。


 それ故に、農家で家を継げない次男以降の子供や一発逆転を狙う一般市民にとっては憧れの職業として人気が高い。


 最も、憧れと現実が乖離しているのは、どこの世界の誰の夢でも変わらないのが世の常である。


「連中の都合なんか知るかよ。俺たちにとって重要なのは一刻でも早く外に行って、寝ぼけた魔物どもをどれだけ効率よく狩れるかだ! こちとら今日の飲み代を稼ぐのにも苦労してるその日暮らしの冒険者様だぞ!」

「威張れることじゃねぇな。つか、昨日の報酬どうしたんだよ? そこそこあっただろ」

「あんなもん借金つけの返済とギャンブルで使い果たしたわ!」

「だから威張れることじゃねぇだろ」


 ドッと笑いが起きる。が、すぐに品のない笑顔は枯れて萎れた。


「……いや、マジで笑い事じゃねぇ。日が登れば魔物どもが完全に目を覚ましちまう。寝込みが襲えないんじゃ今日の収入がだいぶ減っちまうぞ」


 彼らは人類共通の天敵、魔物を討伐することで生計を立てている冒険者だ。


 魔物は凶暴で凶悪な力を持ち、個体の能力は人類を遥かにしのぐ。


 格上を相手に生き残り、尚且つ生計をたてられるほど稼ぐにはそれだけ効率的な討伐をしなければならない。その極致と言えるのが、早朝の寝込みを襲う奇襲作戦である。


 多くの生物がそうであるように魔物も基本的に昼に活動をして夜に眠る。ただし、光のない真夜中は人類の主戦場ではない。感覚が鋭い野生で生きる彼らと同じ土俵で戦うには、人類の叡智はまだ至っていない。


 周囲がある程度明るく、魔物が半覚醒状態になる早朝は、絶好の狩り時といえるだろう。これを逃せば彼らの狩りの成功率は半分以下まで下がるだろう。そうなれば当然収入も半分以下。代わりに危険度と難易度だけは跳ね上がる。


 冒険者にとって朝の1分遅れるという事は銀貨1枚を損するのと同じである。

 

 段々と人が集まって来た。


 本来の開門時間から既に30分は遅れている。馬車を引く商人や身一つの旅人たちも開かない門を見あげながら首を傾げていた。


「……なんかおかしくねぇか?」

「流石に遅すぎるな……」


 はじめは、寝坊をしたであろう門番の事を散々と虚仮下ろしていた冒険者たち。しかし、時が経ち人の往来が多くなるにつれ違和感を覚え始めた。


「大変だ――!!」


 すると、街の方から青年が駆けて来た。その風貌は冒険者のような荒くれ者ではない。豪商とまではいかないがある程度の身なりは整っている。肩にかけてあるバックには大量の新聞が入っている。どうやら青年は新聞屋のようだ。


「……」


 それなりの年齢の冒険者は、そんな青年を視界に捉え、あからさまに顔をしかめた。こういう輩が喜々として騒ぐときは大抵碌な事が起きない。経験上そう理解しているからだ。


 不幸にもその予感は的中する。


 青年は集まった群衆に向かい大声で叫んだ。


「大変だ! 王政府からしばらくの間外門を封鎖するって通達が出たぞ――!!」


 その日、王都は朝から困惑と混乱に包まれた。


▽ ▽ ▽


――王城。国王の執務室。


「そろそろ民衆が騒ぎ出す頃か」


 国王リカルド三世は、城下を一望できる窓辺に立ち、遠くに見える外門を見つめて呟いた。


「これで王都の外に情報が流れる心配はなくなりました。ですが……」

「長くはもたぬか」


 宰相ではない、宮廷着を着た政務官は「はい……」と、力なく肯定する。


「民草の不満は無視しても問題はないでしょう。しかし、王都が封鎖されれば王国の経済そのものが停滞します。短ければ1週間……長くとも1月は持ちません。王都に異変があれば、周辺に領地を構える貴族たちも動き出します。そうなれば緘口令といえど情報の流出は抑えられません」

「……すべては時間との勝負か」


 人の口に戸は立てられない。


 昨夜起きたリチャードによる婚約破棄騒動は、王国の政治情勢を一変させた。それまで権勢を誇り、王子と公爵令嬢の婚姻をもって盤石とするはずだった国王の政治基盤は一夜にして揺らいでしまう。


 崩壊しないだけまだ軽傷だったが、致命傷に至るのは時間の問題だろう。


「ひとまずリチャードの反逆罪は保留にできた。アレは何も考えていない思春期バカの暴走だ」

「……」


 ケッと、今にも唾を吐きだしそうなイラつきを見せる国王に、政務官は何も答えられない。ただただ額に滲んだ汗をぬぐうばかりだ。


 リカルド三世が即位してから王国は戦後を迎えた。これまでの治世の主題は国家の復興であり、失った国力の増強だ。お世辞にも安定してるとは言えない土壌にありながらもリカルド三世の治世は、それなりの安寧を実現させていた。


 それは、船頭である国王と実際に舵を切る宰相が同じ目的に向かい足並みを揃えて進んできたからこそだ。


 要するに国王と宰相は完全無欠な癒着関係にあった。


 王がひとつの家を贔屓して絶大な権力を与える歪な政治体系は、平時の世なら糾弾されてしかるべきだ。けれど、戦後という不安定な時勢がそれを許した。


 実際にリカルド三世がローズフィート公爵家を贔屓した事により王国は安寧を手に入れた。


「アレの……宰相の様子はどうだ?」


 全ては国王と宰相が、王家と公爵家が癒着することで王国は、うまく回っていた。それをリチャードはぶち壊したのだ。


「私が知る限りですと宰相閣下は普段と変わらないご様子でお役目を全うされています」

「つまり貴様が知らぬ処で動いていると?」

「……」


 国王の問いかけに政務官は答えらず俯いた。宮廷において言質を取られるという事は、とても危険な行為だ。下手をすれば自身の政治人生。それどころか命すら危うくさせる。知っているからと安易に回答すれば後戻りができなくなる。


 思春期リチャードの暴走により国王派は、リカルド三世とアルフォンソ宰相に二分されようとしていた。


 君主に家臣が仕えるのは当然の理だ。しかし、下手に旗色を決めてしまえばもう一方を敵に回す。相手はただの貴族ではない。


 これまで多くの政敵を屠って来た恐ろしき死神宰相。


 政務官は主であるリカルド三世に忠誠を誓っており裏切る気など毛頭ないが、だからと言って死神宰相を敵に回したくもない。どんなに金を積まれても絶対に嫌だ。それは彼が特別不忠なのではなく、宮廷で働く国王派のほとんどが同じ考えを持っている。


 立場を追われるだけならまだいい方だ。自分1人の命で済めばまだ救いがある。救いのない最悪は一族郎党を巻き込んだ族滅だ。そんな事、滅多に起きるものではないが、冷酷なる死神宰相には前科がある。それも1つや2つではない。


「もし、アレと儂が袂を分かてば、其方はどちらにつく?」

「……」


 リカルド三世は、そんな家臣の葛藤を理解しながらも戯れに聞いてみた。戯れにしては命がけの問答だ。予想通りなのか、それよりも上なのか、政務官はバッと顔をあげ絶望した表情で唇をわなわなと震わせた。


「ただの戯れだ。忘れろ。戻れ」

「……はッ。失礼しますッ」


 顔色悪く部屋を足早に出て行く政務官を見送り大きなため息をつく。


「なんとも物悲しいものだな……」


 自身の求心力の無さに自嘲的な笑みが自然と浮かぶ。


 もっとも、実際はリカルド三世の人気は普通以上に高い。王として尊敬を集め、純血として崇拝され、戦を終わらせた賢王として歴代の国王の中でも屈指のカリスマを発揮している。


 問題があるとすれば、忠義を上回るほど畏れられた宰相の方にある。


 王国の死神アルフォンソ・ローズフィートと近しい間柄のリカルド三世にしてみれば、彼は不愛想なだけの友人だ。けれど、他者からすれば死を司る神の名を冠するほどの恐怖の対象なのだ。


 リカルド三世は近しいからこそ、周囲から本気で畏れられる死神宰相の異名を、ただのあだ名だとしか理解できない。


「失礼します」


 ノック音が聞こえ、入室を許可すればよく見知った執事長が入ってくる。王城内を取りまとめる執事長は、政務官と違い死神宰相を恐れない数少ない人材だ。代々王家に仕える忠臣の家系。彼の天秤は常に王家に傾いている。王城内でリカルド三世が最も信頼できる人間の内の1人である。


 その信頼故、今は問題児リチャードの監視役を命じていた。


「あいつの様子はどうだ?」

「朝食も完食され医師の診断結果も良好。健康面に異常はありません」

「……」


 リカルド三世は、リチャードのあまりの短慮な振る舞いに激高した。感情のまま怒鳴り散らすなど王として恥ずべき行いだ。


 それはともかく。


 時間が経つにつれ冷静になるとリチャードの様子を大いに訝しんだ。記憶の中にいるリチャードは、親の贔屓目なしに勤勉で努力家で思慮深く、励むことに前向きな優秀な子供だった。枕詞に幼いが付くが、王子として理想的な振る舞いが出来ていたはずだ。


 全寮制の学園は、一度入学すると安全性の都合やその他もろもろの事情で卒業するまで家に帰ることはない。


 たかだか3年余り目を離したとしてこうまで劣化するものだろうか?


 それも念のため放った密偵がリチャードを常に見守り、毎月文章での報告もされていた。その上でリカルド三世は問題なしと干渉を控えていた。それがなぜこうなった?


 考えれば考えるほど不可解だ。


「……薬や魔法を使われた形跡は?」


 王国の歴史の中には敵により王や貴族が薬に倒れた事例がある。即死するほどの毒性があれば防ぎ様は幾つもある。けれど、長い年月をかけ微弱な毒を仕込まれると防ぐのは難しい。そういう薬の多くは、命ではなく思考や心を惑わせる。


 まさに今のリチャードように。


 同様の事例は魔法でも再現が可能だった。


「いいえ。そのような形跡は見つかりません」


 しかし、執事長は首を横に振りそんな事実はないと否定した。 


「薬物による中毒症状、魔法による意識の混濁、その他さまざまな症例と比較しましたが変化は見受けられません。時が経たねば症状が出ない可能性もあるにはありますが……今の所殿下に異変は見受けられません。しいて挙げるとすれば普通よりもいささか元気いっぱいな所でしょうか。……アリス男爵令嬢様に合わせろと駄々をこねておりました」

「……」


 リカルド三世は、大きなため息を吐きだしながら頭を抱えた。


 自分の取り越し苦労だったのか。親として一人息子に過剰な期待をし過ぎて目が曇っていたのか。それとも本当はそうであったらよかったと思いたかっただけなのか。


「……監視は継続だ。しばらくの間、リチャードに接触する者は選べ。無論、騒動の関係者との面会は禁止だ」

「かしこまりました」

「他に報告は」

「殿下のご様子で一点だけ気になる事がございます」

「なに?」


 俯いていた頭をあげて、執事長と目を合わすリカルド三世。その眼差しには縋るような色が滲んでいた。


「殿下とお話をしましたが、私の感じた印象としましては3年前の殿下のまま……いえ、しっかりと成長が見られます。しかし、ある事象や人物の話題になると途端に会話が通じなくなるのです。薬物の反応や魔法の残滓は検出されないのに……これは明らかに異常です。」

「会話が通じない、とは、どういう状態だ?」

「会話……より正確に申しますと常識でしょうか。質問をすれば淀みなく返答してくださるのですが、それが私の知る常識からなる回答とはそぐわないのです。わが身の不肖とも考えられますが、少なくとも私の知る所の王族の当たり前には合致しません。まるで言葉は通じるだけの別の文化圏に住む外国人と話しているようでした」

「……」


 リカルド三世は思案する。


 執事長は、前王の時代より王家に仕える生き字引だ。その執事長が困惑するほどリチャードの言動には違和感があるらしい。ふと、昨夜のことを思い出す。あの時は怒りに任せ、碌に息子と話ができなかったが、今思えば確かに同じような印象を受けた、ような気がする。


 初恋に浮かれた思春期の暴走と結論付けたが、あの行動も普通に考えればありえない。


「リチャードは頭のいい子だ」

「はい。昔から変わらずに」

「早熟なあの子は、自身の置かれた立場をよく理解している」


 純血至上主義の王国において、混血のリチャードが王位を継ぐには、イザベラの協力が必要不可欠。


 たとえ、イザベラと致命的にそりが合わなくても、婚姻と子作りは必ず成功させなければならない。イザベラを排するのだとしても、その後の話だ。


 考えれば考えるほど、この段階でイザベラとの婚約を破棄する合理性が見つからない。


「それにリチャードだけではない。他の馬鹿2人も明らかに可笑しい。特にシーザーだ。奴は、王家に嫁ぐイザベラの代わりに公爵家の当主となるべくローズフィートに養貰われた養子だ。それなのに公爵家全体の立場を揺るがすような計画に協力したというのか?」


 血のつながりを何よりも重視する貴族にとって、養子の立場は非常に弱い。己の存在価値を証明し続けなければ簡単に離縁されてしまう。


 シーザーの行いは、家に対して明らかな裏切りだ。養子縁組の解消どころか、下手をすれば処分されてもおかしくはない。


「忠義というには、あまりにも歪だ」


 先ほどの政務官の青ざめた表情を思い出す。忠義や忠節という物をつき通すのは容易にはできない。


「殿下の言動が可笑しくなるのは、学園の出来事を聞いた時と、アリス男爵令嬢様の話題が出た時です」

「アリスという娘の身柄はこちらで確保している。リチャードと同じように検査と称しながら調査を行い、監視もつけている。残るは学園か……」


 外界から隔離された子供たちの箱庭。リチャードの異常がもし本人の身から出た錆ではないとすれば、その原因は3年の時を過ごした学園にある可能性が高い。


 騒動による事態の収拾も大事だが、原因の究明も急務。リカルド三世は、近く学園に調査を入れることを内心で誓った。


「それともう一件。アルフォンソ様についてご報告が」

「……どうした?」


 執事長の言葉にリカルド三世の肩がピクリと揺れる。


 現状、宰相と国王は当人たちの意思とは無関係に敵対関係になろうとしていた。それは国王の望むところではない。


 けれど、公衆の面前で自分の娘が婚約破棄をされた。それはアルフォンソ当人だけではなく公爵家の名に泥を塗ったも同然。当主として、何より本人の性格上泣き寝入りは絶対しない。必ず何かしらの方法で報復をしてくるはずだ。


 かといって、息子を差し出すなんて真似は、親の心情としても政治の都合としても絶対に不可能だ。


 友と子供、どちらを選ぶこともできず微妙な立場に立たされていた。


「お気持ちもご理解できますが、このまま時が経てば陛下は大切なご友人を永遠に失うことになります。そうなる前にぜひとも話し合いの場を設けられることを進言いたします」

「……」


 政治に関与しない執事長から見ても、このまま放置は悪手と判断せざる負えないらしい。聡明なリカルド三世も同じ結論ではあるが……それでも今は顔を合わしずらかった。


「……こちらが求めた婚約なのに、それを一方的に破棄しようとして、あまつさえアレの一人娘に消えない傷を負わせてしまった。今更どうのツラ下げて会えばいいというのだ?」

「それでもです。幸い、アルフォンソ様は思慮深く聡明なお方。まだ今なら話し合うことも可能でしょう」

「……」


 しょげる子供を励ますようにかけられる言葉に、リカルド三世は瞑目する。うんうんと唸りながら、それなりに長い時間をかけて、ゆっくりと目が開かれる。


「……アレはまだ儂の話を聞いてくれると思うか?」

「もちろんです。どのような立場になろうと陛下とアルフォンソ様がご友人であるという事実は変わりません。それに何度も申しますがあの方は思慮深いお方です。ご自身の感情よりも国とお家の利益を選べるお方です」

「……」


 リカルド三世は、肯定とも否定ともとれない仕草で執事長に背を向けた。対話を終わらせる王の態度にそれ以上の言及をせず、執事長は深々と一礼をして部屋から退出する。


「……」


 物思いにふけるリカルド三世は、悩みに悩みぬいた末、数日中にアルフォンソ宰相と秘密裏に会談を行うことを決意した。

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