第8話 合格おめでとう
同僚の子は私立と公立を受験します。私立高校は一般コースと特進コースがある学校を受験することとなりました。
とうとう訪れた私立高校受験当日2月上旬、なぜか私まで自分の子供が受験したかのようにドキドキしていました。同僚ママさんからの報告がくるまで。
『まずまずできたと言ってます。私立は滑り止めなので大丈夫だと思いますが、できれば特進コースに入れたらいいんですけどね』と
私立高校は翌日に合否がわかります。
『合格です。それも特進コース』という報告がきました。
これでホットしました。私の任務は終了。一応希望した特進コースに合格できたから
約1週間後の2月中旬に次は公立高校の試験の日が来ました。ドキドキドキドキ
翌日、自己採点をしたというので教えてもらいました。
数学74点・英語90点・国語70点・社会70点・理科68点くらいだということです。
今まで模試でも取れなかった最高得点です。もしかしてワンちゃん合格できるのではないか、と期待してしまうくらいうれしかったです。
公立高校の合否はすぐには出ません。合格発表まで2週間、長かった2週間
『合格しました』と連絡がきたときは我が子が合格した時と同じように胸が熱くなりました。私の気持ちは「ホットした」というのが一番しっくりくる言葉でした。
ただただ『頑張ったね。よく頑張った』と言いたかったです。
「合格発表会場」という立て看板の前で嬉しそうに立っている同僚の子供の写真が送られてきました。努力し未来を勝ち取ったことは今後の人生での良い経験になるだろう。『次は大学受験に向けて頑張ってほしい、あなたならできる。私は信じています。』と心の中でエールを送りました。
子供一人では乗り越えられない壁でも親のサポートがあれば子供は頑張れるのです。子供は乗り越えていくだけの力を持っていると私は思います。
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