第6話 体験談
11月から週2回2時間の個別指導を開始、私の仕事が終わってからなので18:00~20:00までです。もちろん傍には同僚ママがいました。
時間はアッという間に過ぎ2時間では1月までに数学を終えるという目標には到底間に合わないと思い結局11月は1回3時間教えました。
親の知り合いが家庭教師をしてくれるのはいいが2時間という約束が3時間もやるなんてムカつくという不満もあったようです。それは教わる態度でわかりました。しかし私は淡々と教えました。小学生であれば疲れたらやめましょうと言えるのですがそこは中学3年生、ノルマをこなすまではやるしかないのです。
『森のくま塾』は子供だけではなく親の教育もします。
・子供に対しての勉強は2回/週
・親に対しての勉強は課題提供
同僚ママさんへの課題は
「勉強している子供の姿を見てもらっているので私の指導に対しての不満や授業中のふてくされた態度については親子で話し合あう」
話し合う際のポイント
・闇雲に怒鳴らない
・親の思い、考えを子供に伝える
・教わる態度について
・子供の気持ちを聞く
後日話し合いはどうだったか尋ねた。
『自分の思いは伝えたけどなかなか親の思いは理解されない。だけど子供が何を考えているのか知ることができてよかったよ~。今まで子供の自主性に任せていたが野放しにしていたことに気づいた。くまこさんに教わるようになってから子供との会話が増えました。それと家で勉強している姿を見るようになりました。今までは塾で勉強しているから家ではゲームをしていることが多かったかな。ただ「勉強しなさい!」だけでは子供は反抗するんですね。難しい勉強をしていることを理解してあげるって必要なんですね』と話してくれました。
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