「まあ、初陣にしては、良く出来た方なんじゃないか？」

「ありがとうございます。お兄様もマホ姉様も、立派に仕事を果たしてくれました」

「それにしても、随分と急だったよな？　事前に聞いてた話と違うんだけど？」

「申し訳ありません。今回は、いろいろとイレギュラーな事態が起こっているようでして……」

「やっぱり、2人目を急いだ方が良いのかね？」

「そうですね。適格者が見付かった事は、幸運でした」

「分かった。次戦までには、投入できるように、調整しとくよ」

「よろしくお願いします」

「ああ、“彼女”も、なんやかんや乗り気だしな」

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