第45話 チームとの連携
シンはしばらくスポンサーチームのいる事務所に通った。
自宅にパソコンも支給されてゲームをやる日々になった。
シン「こんな感じでいいでしょうか」
シンはクリアリングの仕方を見せた。
竹島(リーダー)「うん!バッチリだよ!!飲み込み思ったよりも早いですね!この調子で我々と一対一の勝負をしましょう!」
チームメンバーが一人づつシンと撃ち合いをする特訓が始まった。
最初は瞬殺で負けていたシンだが徐々にコツを掴んでいた。
ルーク エリン「いよいよ私との勝負だね!負けないよ!!」
シン「はい、よろしくお願いします」
二人は距離を縮めつつ、間合いを計った。
そして撃ち合いになり惜しくもシンは負けてしまった。
ルーク エリン「ちょ、ミリまで削られた!シンさん凄いですね!!」
竹島「おお、チーム最強のエリンちゃんにここまでダメージを与えるとは...僕らでも半分程度で負けると言うのに」
シンは感覚を取り戻すように自分の能力の確信に迫った。
シンの心の声「やはり、見える。予測、次の予測が...まだ意識しないとダメだけどこの戦いが命に関わると錯覚させれば完全に見える」
チームはお昼の休憩に入った。
竹島「かなりの素質があるな。まるで戦闘狂のような立ち振舞いだった。ゲームでもあんな動き初めて見たよ」
ルーク エリン「あれは化けるかもね...私も頑張らなきゃ...」
ケイト「でもまだまだエリンちゃんの方が最強ですよ👍️」
ルーク エリン「そんなおだてても何もでないですよ😳」
シンは30分ほど眠りについた。
シンの夢の中
???「奴らがきたぞ!!!」
???「逃げろ!もうそこまできてる!!!」
逃げ惑う人達。燃え盛る空。堕ちる残骸。
???「戦闘体制!!!奴らを叩け!!」
逃げ惑う人達。
侵略する謎の集団。
ケント「ついに奴らが動き出したよ、シン。共に戦おう...」
シン「んん...は!?」
チームメンバーが周りを囲んでいた。
竹島「どうしたんだ?そんなにうなされて」
ルーク エリン「シンさん?汗が凄いですよ」
シン「あ、すまない。なんでもないです。少し悪い夢を見ただけです...」
竹島「悪い夢?」
シン「覚えてないですけど、とにかくびっくりするような夢です」
竹島「そうか、ゆっくり休めよ」
その日は夕方に活動が終わった。
それから毎晩のように夢を見た。
うなされては夜中に起きた。
シン「ぜんぜん、寝れない...くそ...」
そして、今日の夜はいつもと雰囲気が違かった。
シンの夢の中の声「ん、ここはどこだ?」
そこは、部屋が広く見たこともないような機器がずらりと置いてあった。
夢の中の人は作業をしているように見えた。
ケント「シン、よく見ているんだよ。これからこいつの組み立てを行う」
シンの夢の中の声「そういえば、夢の中の人...なんで僕の名前知ってるんだろう...」
夢の中の人はシンに語りかけた後に作業に入った。
シンの夢の中の声「何を作ってるんだろう?」
しばらく立つと縦に長いスケートボードのような物ができていた。
ケント「これをかけてくれ」
他の研究者達はそのスケートボードらしき物を持ち四角いガラス部屋に入れた。
そして一瞬の光が辺りを照らした。
それはまるで稲妻のように光りスケートボードらしき物にバチバチと当たった。
しかし不思議なことにある一点だけに稲妻が立っていた。
丸いエネルギー源のような水色の光を放っているその装飾に稲妻が走る。
まるでエネルギーを充電しているように思えた。
そしてまばゆい光と共に目が覚めた。
シン「はぁはぁ、なんなんだこの夢は...」
シンはふと時計を見た。
シン「あ!!!遅刻!」
時刻は12時を過ぎていた。
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