第43話 乾杯
ミラクルコジオ「かんぱーい!!」
一同「かんぱい!!!」
ミラクルコジオ「いやーー、初日のリーグ戦であれだけ活躍した事を感謝するよ、この調子で優勝狙っちゃえ!!」
スポンサーチーム達「はい!!!」
ルーク エリン「コジオさん、手取り足取りありがとうございます。いつもお世話になってばかりで」
ミラクルコジオ「いいってことよ、君は有名なインフルエンサーでゲームの腕も世界レベル...そんな逸材を逃すわけないよ😎」
ルーク エリン「ほんと、ありがとうございます」
ミラクルコジオ「それより君達に紹介したい人がいる。そこに座ってる彼はシン君だ。私のボディーガード兼君達のチームのサポートをする方だ」
スポンサーチーム達「よろしくお願いします!」
シン「よ、よろしくお願いします。い、一生懸命頑張りたいと思います...」
ミラクルコジオ「うんうん、いい意気込みだ!!さぁ、みんなじゃんじゃん呑んでくれ!!」
スポンサーチーム達「はい!!!」
しばらく飲み会が続いた。
ミラクルコジオ「んんん、ちょっと酔ってきたな。皆は大丈夫か?そろそろ勘定しようか~」
すでに寝ている者もいた。
ルーク エリン「シンさんはどうしてコジオさんのボディーガードを?」
シン「訳あってここまできたんだけど、僕も正直分からない。でも自分のやりたいことじゃないのは確かだよ」
ルーク エリン「そうなんですね、私はゲームとSNSしか取り柄がないから少し不安だけどなんとかやれてるよ」
シン「うん、エリンさんは凄いですね。しかも大会にまで出れる実力ですから相当お強いことです」
ルーク エリン「そんなことないですよ。私も最初の頃は弱々です。さ、そろそろお開きにしましょうか」
それぞれが気だるく起きて帰る準備をした。
ミラクルコジオ「んおおおお、みんな各自帰っていいぞーー。今日はお疲れ様。シン君も気をつけて帰るんだよ」
シン「はい、今日はありがとうございました。」
ミラクルコジオ「それと明日からは彼らと共に活動しなさい。私は私用のボディーガードがいるからきみはそこの絶世の美女のお守りをしなさい。以上」
シン「はい、分かりました。では皆さん今後ともよろしくお願いします」
スポンサーチーム達「よろしくね!!」
夜遅くに飲み会は解散した。
それぞれが自宅に帰っていった。
シンは自宅に着いた。
そして落ちるように眠りについた。
夢である研究室のようなところにいた。
設計図が並べてあって目線が行ったり戻ったりとひたすら設計図を読んでいた。
文字が読めないがなぜか意味が分かる。
不思議な感覚に陥りながらその設計図を読んでいた。
そして、でかでかとタイトルのような文字は「スキッティン」と書かれていた。
夢の中のシン「こ、これはなんだ?なにかスケートボードのような形だ。それに空中移動にテレポートまでできる機能だと書いてある。さらに武器の数もある程度ある。」
設計者は「ケント+リルフィール」
夢の中のシン「聞いたことある名前だ。でもいったいどこで?なぜ聞いたことあるんだ?」
なにか思い出しそうで思い出せない感覚。
そして夢の中の者が語る。
???「僕たちは運命だよ。きっといつか会えるさ。記憶を奪ってごめんね。でも大丈夫。僕たちは強い絆で結ばれているのさ」
シン「は!?」
凄い冷や汗をかいていた。
シン「なんだ、今の鮮明な夢は...」
シンの右手を見るとボールペンを無意識に持っていた。
そしていつ用意したか分からないノートがありそこに「来る日に悪はくる」と書かれていた。
シン「なんなんだ?これは?と、とにかく準備をしてチームの元に向かおうか...」
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