第41話 転職先の初出勤
ガチャリッ バタンッ
シン「失礼します」
ミラクルコジオ「待ってたよ、実に待ったよシン君」
シン「遅れてしまい申し訳ございません」
ミラクルコジオ「いいってことよ、元々乗り気じゃないでしょ?下僕サービスで散々こき使ったから無理もないさ。まあ、そこに掛けてくれたまえ」
シン「はい...」
シンは高級そうなソファに座った。
シン「あのう、僕は何をすれば良いのでしょうか」
ミラクルコジオ「うーん、とりあえず待っててよ。ここでくつろいでいいからさ用があったら一緒に出掛けようか」
しばらくお茶を飲みながら待っていた。
ミラクルコジオ「お、そろそろ行かなきゃだね」
シン「どこに?」
ミラクルコジオ「会場さ」
シンはキョトンとしていた。
シンと一向はベンツに乗りとある会場に向かった。
そこでゲームの大会が開かれていた。
ミラクルコジオ「着いたよ、シン君。とりあえず護衛してよ」
シン「え?護衛ですか?あなたの?」
ミラクルコジオ「僕もそうだけどここの大会のスポンサーでさ。今から試合が始まるから観戦がってら護衛感じだね」
シン「わ、分かりました。護衛します...」
その会場はeスポーツ大会の会場になっていた。
「OWO」通称オーバーワールドオンラインFPSゲームの大会である。
世界で熱狂されているオンライン戦術FPSゲームである。
近未来が舞台で戦術FPSを繰り広げるゲームである。6対6の攻守攻防戦で全滅or領土を奪った方が勝利となる。
ミラクルコジオ「僕のスポンサーチーンはね、twoって言ってねThe way outってチーム名だよ。それにかなりの腕前もありそのチームの中にルーク エリンというアメリカ育ちの日本人美少女もいるんだよねー」
シン「そうなんでね。少し興味が沸いてきました」
ミラクルコジオ「でしょ?君もこのゲームやってみてよ!実力があればさスポンサーチームに入れてみてもいいって考えててさ🎵」
シン「考えてみます」
会場は大盛り上がりを見せていた。
司会者がチームの解説をしていた。
今日はリーグ戦で初戦をトーナメント形式で6戦を繰り広げる予定である。
世界から名高いチームが12チームずらりと紹介されていた。
アメリカやニュージーランド、フランス、インドネシアなどのプロチームが続々と紹介された。
そして日本チーム、桜団塊JAPANというチームとTWO「The way out」が紹介された。
そこにミラクルコジオの言った通りにルーク エリンという選手が紹介された。
かなりの美少女でアメリカの白人の美しさに日本人の切れ長な美しい目が合わさった美少女だ。
シンは彼女に見惚れていた。
シン「き、綺麗ですね」
ミラクルコジオ「だろ?僕の目の付け所が高い証拠。大会優勝候補だからね。かなり期待してるよ」
ミラクルコジオは続けた。
ミラクルコジオ「そうそう、ちゃんと護衛しといてね。最近輩も増えてきてるから会場内で怪しい人物が居ないか見張っててよ。それが今日の仕事さ」
シンは深く頷いた。
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