第37話 脳内再生

ゲーム野郎「新人さん、名前は?」

シン「シンといいます」

ゲーム野郎「そうか、シン。お金より殴られる方がいいよな?痛くて済む話だ」

ゲーム野郎が勢いよく腹にパンチをかました。

するとシンの脳内でビリッと電撃が走った。

脳内でゲーム野郎の攻撃を受け止めてへし折っている映像が流れた。


シンの心の中「こ、これは...なんだ...」

シンはみぞおちを食らい床にへたれこんだ。

シン「か...はぁ...く...」

ゲーム野郎「まだ終わらねーぞこの新人君!!」

更に追撃のパンチが腹に目掛けて飛んできた。

ドスッドスッ!!

シン「ぐっはぁぁ...はぁ...はぁ...」

婦人も楽しそうに別の新人をフライパンでタコ殴りしていた。

婦人「これ最高にハイってやつね!!!」


ガンッ!ガンッ!ガンッ!

新人「ぶっ...ぶふぅ...ごふ...」

頭を猛烈に殴られていた。

すると巨体二人が止めに入った。

巨体の男「婦人これ以上は死んでしまいます。またの機会でよろしくお願いします」

婦人「ふん!しょうがないわね。勘弁してやるわ」

ゲーム野郎「ママ、こいつら動かねーからつまんねーや。寿司食べに行こ」

婦人「そうわね、ではここいらでお開きにしましょうか」

巨体二人はボロボロな3人を担いだ。

巨体の男「では、出張下僕サービス込み+3名で26万8000円のご請求になります。」

婦人「ふん!相変わらずいい値段するわね。まぁスッキリしたし今度は新人無しで楽しむわ」


巨体2人「ご利用ありがとうございました」

5人は高級マンションを出た。

3人はほぼ意識を失っていた。

気づくとソファに寝かされていた。

シン「あれ、ここどこ?さっきまで蹴られていたような...」

巨体の男「気づいたようだな、初仕事お疲れ様。とまぁ、こんな感じだから明日もよろしく。それともう1人の新人は意識不明の重体だからしばらく休職だ」


シンの心の中「今すぐここから逃げたい...」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る