第34話 ご連絡

シンは家に着いた。

シン「ただいま...」

シーン...

シンは1人暮らしをしていた。

シン「着いたら連絡しろって言ってたけど...めんどくさ...」

突然、プルルっと電話がなった。


シン「げっ、もうかかってきた...」

シン「もしもし...」

ミラクルコジオ「おう!げんき?俺の噂してると思ってかけてみたんだけど~」

シン「あの切っていいですか」

ミラクルコジオ「ちょまてよ。 ちょっと早くきてよ~(女の声)」

シンはイラっとした。

ミラクルコジオ「ご、ごめんねー。ハニーもうちょっと待っててくれる? はーい❤️(女の声)」


ミラクルコジオは突然真剣な声になった。

ミラクルコジオ「シン君、君に転職のお誘いをしようと思ってね。実は今度本屋さんを運営しようと思ってて君に社員として働いて貰おうかと思っててな」

シン「はい?いやまだ転職とか決めてませんけど...」

ミラクルコジオ「まぁまぁ。前の職場より断然いいし君の事情を知ってるから働きやすいようにしてあげる。君を救いたい」


シン「なら考えてみます。」

ミラクルコジオ「そうして貰えると助かる、今度詳しく... ちょっと早くしてよ!そんなの切ってさ!(女の声) ちょ、ハニーなにして!? ブチッ プーッ プーッ」

シン「なんなんだ、こいつ?まぁ転職も考えてみるか」

その日はぐっすり眠った。

そして寝坊をした。


シン「やべ、今日朝早いのに...そういえば昨日の話って本当なのか?」

シンは再びミラクルコジオと名乗る男に電話をかけた。

プルルッ プルルッ ガチャッ

ミラクルコジオ「もしもし、え?シン君?なに、転職の話が本当だって?もちろんだとも!!」

シンはふと安堵した。

シン「ありがとうございます、なんか急に声かけて貰ってこんな良い話をぼくに...」

ミラクルコジオ「そんな、そんな。君を助けるために提案したに過ぎないことさ。むしろ来てくれて有り難いと思ってる」


話が上手く一致した。

その途端今まで抱えていた重みがすっと軽くなるようになった。

今日の夜に連絡すると言われ電話を切った。

着歴に大量の上司やら先輩からの鬼電話の量があった。

すると突然電話が鳴り響いた。

上司「てめー、なにバックレてんだ!!!電話も出ねーし連絡くらいよこせ糞やろう!!!」

シンはしばらく黙り込み今まで溜め込んだなにかが破裂した。

上司「テメーなんとか言ったらどうだ?黙ってんじゃねーよ!!!」


シン「うるせー!!糞上司が!!!もうテメーらの言いなりにならねぇぇ!!!もう辞めてやるこのゴミ糞野郎が!!!!」

と吐き捨て電話を切った。

シンはものすごい笑顔で飛び回った。

シン「最高過ぎ...やっと解放される...」

シンはハイになっていた。

シン「今日は実質休みな訳だし!アニメとかゲームたくさんするか!」


夜になるまで好きな事をしまくった。

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