第27話 空の軌跡 市街地編

シンは赤く四角い箱を手にした。

すると頭の中がキーンとした。

???「...武...投...てろ」

シン「え?なんだ?」

その声は段々はっきりとこう言った。

???「武器に投げ当てろ!!」

シンはとっさに木刀の側まで走った。


シン「こうか!!」

赤く光る四角い箱を木刀に当てた。

当たる瞬間、一瞬の間にコの字型の形に変形した。

木刀にくっ付け武器の持ち手のように変形した。

すると、四角い赤い箱だった機器から「モクセイヲケンチ シャネツオーバー 80%ノシュツリョクデス」

と丁寧に解説が始まった。


木刀はみるみるうちに稲妻のように赤く光っていた。

シンは咄嗟に機器が変形した持ち手の部分を持った。

木刀全体が赤く稲妻のように光っていて大火傷すると勘づいた。

機械人形の一体がこちらに勢いよく近づいてくる。

シン「くそ、なるようになれ!!」


シンは闇雲に刀を振った。

すると機械人形は胴体が真っ二つに赤く切り裂かれていた。

赤い火花が周囲を覆った。

シンは切り裂いた人形を後にしてライナーとリンフェを襲っている機械人形を瞬く間に切り裂いた。

3人を赤く火花が覆い尽くした。

シン「な、なんとかなった...」

ライナー「す、すごいな!その木刀どうした?それにあの赤いレーザーみたいな光は...」

シン「その話は後にしましょう。街の被害状況を...」


すると機械人形から「ピピピピピピッシャットアウト、ピピピピピピピピ」

真っ二つに切り裂かれている機械人形が爆発を始めた。

ビルが半壊するほどの威力だった。

3人は勢いよく吹っ飛んだ。


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