第26話 戦闘の仲 市街地編
ドゴッ!! バン!!
シンは一方的に機械人形に殴られた。
グフゥッ、ゴホッ
シンの心の声「まずい、このままじゃ死ぬ...」
遠くから銃声が聞こえた。
機械人形に数弾が当たった。
ライナー「テメーの相手はこっちだ!!おら!!」
続けて撃ち尽くした。
無言で機械人形がライナーに向かった。
ライナー「くそ、ここで終わりか...」
リンフェ「くらえ!このからくり人形が!!」
両手に抱えたグレネードランチャーで機械人形をふっ飛ばした。
向かいのカフェを突き破りガラスが散乱した。
ライナー「リンフェ、サンキュー。奴はやったのか」
リンフェ「大抵の奴なら死ぬだろうな、しかしこいつはどうだか」
暗がりの煙の中からうごめく影があった。
機械人形は左腕と顔左半分が破損していた。
煙の中から勢いよく飛び出した半壊した機械人形がリンフェに向かって襲ってきた。
シン「二人とも時間稼ぎサンキューな!!」
二人の後ろから木刀を持ったシンが現れた。
機械人形の顔におもいっきり木刀を振った。
機械人形の顔が吹っ飛んだ。
機械人形はその鋭い爪でリンフェを引き裂こうとした所で動きが止まった。
リンフェとライナー「よくやった!!シン!!」
リンフェ「助かった、ほんとにありがとう」
シン「まだ喜ぶのは早い!!あの通りを見ろ」
二人はシンに言われるがまま、大きさ交差点がある道の向こうを見た。
そこには無数の数十体の機械人形がこちらに向かっていた。
リンフェ「うそだろ、一体でこんな有り様なのに...」
シン「俺がなんとかする!!二人は援護してくれ!!!」
そう言うとシンは木刀を握りしめて機械人形の集団に殴りかかった。
シン「うおーーー、かかってこい!!!」
機械人形はそれに答えるようにシンを襲った。
しかし数の暴力でシンは殴られ続けた。
ライナーとリンフェも応戦するが二人もまた、ことごとく殴られ続けた。
リンフェの心の声「こいつらわざと俺らを弄んで殴ってる...」
機械人形の集団はあえてすぐには殺さず殴りを選択して代わる代わる拳を叩きつけた。
シン「くっそ!!なんとかしろ!!
ケント(夢に出てくる謎の人物)!!!」
すると、シンの目の前を1つの閃光が射した。
その閃光は青色と赤に光っていて猛烈な雷と共に機械人形に降り注いだ。
数体の機械人形は焼かれ散った。
すると、その閃光の中を青と赤が混合したレーザーのようなものがなにかを描いていた。
まるで3Dプリンターで描くようになにかを再生していた。
そこには赤色の光りを放った四角い箱があった。
シンは無我夢中で四角い箱を手にした。
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