第22話 夢の話

シン「ミケネさん、昨日こんな夢を見たんです」

組織の者(ミケネ)「そうか、それは非常に興味深いな。遠くの星の者と繋がっているだけで有力な情報なのかもしれない、たんなる君の妄想なのかは今後にそいつが現れたら確信に変わるだろう」

シンは自信満々に「ええ、いますよ、彼らはきっと。そして僕らを助けようとしてあるものを開発している」

組織の者(ミケネ)「それがあのスケートボードのようなものか?」


シン「ええ、まぁそんなところですよ。ワームのような怪物が現れたのならなにか対策があって彼らも研究しているかと思います」

組織の者(ミケネ)「ふーむ、非常に非常に興味深いな。それでなにか他に情報はないか?」

シン「ぼくの夢の中の人が「ケント」と言います」

あの事件から1ヶ月が過ぎた。


しばらく何事もなく日常が過ぎていた。

シン「赤井先生!!これはどうやればいいんですか!」

赤井琴音「また知ってて聞くんですか?いいから早くやってください」

シン「ちぇ、もっと話そうよ。お姉さん会話が足りなくて授業つまらない!」

赤井琴音「いいから、解るところはさっさとやる!!昨日も軽く説明したでしょ!」


シン「こうですか?」

赤井琴音「合ってますよ!はい、次!」

シン「早いよぅ~」

赤井琴音「もう、うるさい!!」

コンコン ガチャッ

組織の者(ミケネ)「お、仲良くやってるな。二人とも歓迎会がまだだったから軽く食べてくか?」

シン「お!?いいですね!寿司が食べたい!」

赤井琴音「どこでも大丈夫です、でも遅くまでは居れません」


組織の者(ミケネ)「では、高級寿司店にしようか」

シン「おお!ふとっぱら!普段から行きたいところだけど!!」

組織の者(ミケネ)「活動費用に限りがあるのでね、そんなに行けないから勘弁してくれシン」

シン「もちです!!さぁ!行きましょ!」

赤井琴音の心の声「はぁ、早く帰りたい。彼氏が家で待ってるのに...」


三人は早速高級寿司店に向かった。

魚運というお寿司屋さんは芸能人の間でも有名な高級寿司店になる。

なんと1皿1000円、高い盛り合わせで5万はとられる代物だ。

シン「なににしよーかなー、大将!おすすめは!」

大将「へい!こちらの大将おすすめ盛り合わせになります!価格もお手頃!」

その価格は2万はしていた。

お手頃どころの騒ぎではない。


シンはうるうる🥺とした顔でミケネに視線を向けた。

組織の者 ミケネ「そんな目でみるな!三人とも同じのにしような」

赤井琴音「私はこちらのお手頃セットでお願いします」

値段は約一万弱。

組織の者 ミケネ「それでいいの?遠慮せずに好きなもの食べなさい」

赤井琴音「いや、悪いのでこれでいいです。それに頑張っているのは田中さんです」

シン「赤井さーん、なんて天使なんでしょう🥺」

組織の者 ミケネ「そうか、じゃあ大将!大将おすすめセット二つとお手頃セットお一つで!!」


大将「へい!おまち!!」


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