第21話 夢の中

シンの夢の中「ん、ここは。また研究所だ」

??「##**♪#**♪#(聞き取れない言語)」

研究員「###♪***♪##♪*」

シンの夢の中「なにを言ってるんだ?それにこの感じ...」

周りを見てみるとみっちりと人らしき人物がガラスの円筒を囲っていた。


シンの夢の中「あのガラスケースの中になにか入ってるのか?」

研究員らしき人物達は円筒のガラスケースをじっくり眺めていた。

夢の中の本人が立ち上がった。

そのガラスケースにゆっくり近づく。

そして、??「**##♪*#*」

夢の中の人が周りの研究員に話しかける。

周りの研究員はそれに返答するように答えていた。


そのガラスケースの中身はスケートボードのような物が置いてあった。

シンの夢の中「これは...スケートボード?なぜ?」

そのスケートボードはスラッとスリムに作られていて滑りやすそうな形をしていた。

しかし、一般的なスケートボードより縦幅が少し広く下の部分がゴツゴツとしていた。

研究員がまた夢の本人に話しかける。

小型モニターのようなものを見せてきた。


そこには、そのスケートボードを紹介している動画らしきものが流れた。

そこには、今まで見たことない光景だった。

動画の人物はそのスケートボードを乗り宙に浮いたのだ。

そして縦横無尽に飛び回った。

下にタイヤなど一切なく、なにか強い光で浮いていた。


そして続いての動画がまさに僕らが住んでる地球の映像が流れた。しかし、そこには事細かく地球の成分や質量あるいは磁力などの数値が出されているような雰囲気の羅列があった。

そして、ほんの一瞬パンッとガラスケースが光った。

バリバリと雷のような閃光が火花を散らしながらスケートボードを照らしている。

気づくと研究員達はメガネのような保護的なものをかけていた。


しばらくバリバリと照らしていたスケートボードは無くなっていて。

シンの夢の中「え、どこいっちゃったの?消えた?」

一瞬の出来事で夢の中で困惑する。

すると、突然夢の中の本人が語りかけた。

??「やぁ、シン君。僕の名前はケント、近々こいつを送るから楽しみにしててくれ」


シン「うわぁぁぁ!?また名前呼ばれた...なんなんだ」

気づくと朝になっていた。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る