第18話 戦闘介入

組織の者「これがネットに出回っている動画だ」

シン「こ、これは...」

シンの心臓が急にドクンッと波打った。

組織の者「この見た目は宇宙人に違いないな。あるいは生物兵器のどちらかだ」


シン「やります」

組織の者「なんだと?やるって」

シン「倒しますよ、こいつは俺しか倒せない」

組織の者「ちょっとまて、なぜそう言い切れる」

シン「それは、感覚です。こいつは恐らく銃も通らない皮の繊維です。なぜたが分かりませわがこいつの弱点が分かる気がします」


組織の者「わかった、君を信じる。しかし絶対に気を付けてな。警察や特殊部隊も君の存在を知らない、だから撃たれる可能性も十分にあるし殺るなら手短に頼む。それから...」

シン「それから?」

組織の者「できれば、体の一部を剥ぎ取って欲しい。研究対象にしたい」

シン「分かりました。いってきます」


シンは自ら購入した、木刀とクロスボウガン。それから剥ぎ取りようのマチェーテを身につけて現場に向かった。

怪しまれないようにギターケースにすべての道具をしまった。

組織の者が車で現場付近まで送ってくれた。

組織の者「気を付けていくんだぞ、なにかあったらすぐ連絡するように」

シン「分かりました」


駅に向かうと周辺が封鎖されていた。

シン「これじゃあ、入れない」

すべての出入り口が封鎖されていた。

シン「そうだ、隣の駅から入ろう」

シンは急いで隣の駅まで走った。

地下構内は人だかりができていた。

朝から電車が動かないから待っている人がほとんどだった。

隣の駅に向かうためのホームに向かった。


ホームは並んでいる人がいた。

そこまで多くなく別のルートを模索する人が改札に戻っていた。

隣駅に行くために端の方に向かった。

そこには未だに並んでいる人がたくさんいた。

並んでいる人「早く犯人捕まんねーのか」

並んでいる人「別のルート探すかー」

シンの心の声「これじゃあ、歩いて隣の駅に向かえない。あ、そうだ」


シンは端の方でゆっくりとギターケースからクロスボウガンを取り出した。

そして蛍光灯に狙いを定めて撃ち込んだ。

すると蛍光灯の電源部分に刺さり見事消灯させることに成功した。

急なパリンという音と蛍光灯が消えた。

並んでいる人「なんだ、今の音?おい天井をみてみろ」

市民達が不思議そうに見ていた。


シンは続けてシュッと矢を放ち隣の蛍光灯も次々に刺していった。

あまりの出来事にパニックになった市民達。

ホームの一部が暗くなり市民達は焦るように階段に向かった。

シンの心の声「よし、この隙に行こう」

ギターケースを背負い線路に降りた。


そして目的の駅に向かった。

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