第8話 集会その3
武器も持たない人も次々にシンに襲いかかり身体を引っ張り掴もうとする。
それを払いのけたがどんどん迫りくる。
そして外からサイレンの音が聞こえた。
そうこうしているうちに一斉にシンに飛びかかり、避けきれずに捕まってしまった。
操られた市民「取り押さえろ!!」
シン「やめろ!あんた達は操られてる!!」
それもそのはず、頭の中に得体の知れない機械が移植されてるのだから。
機械人形「よし、押さてろ。こいつを殺す」
機械人形2「いや、まて。厄介なことになった。」
雑居ビル内に警察が到着し突入している様子だった。
機械人形は手をするすると妙な形に描いた。次の瞬間周りの人達の目が赤く充血し吐血した。
会議室内は血だらけになり惨烈な状態だった。
複数の警察官が会議室に押し入った。
そして皆、うっとした表情を隠しきれずにいた。
シンは茫然としていた。
体に血が飛び散っていてあたかも自分が殺したような状況だった。
辺りを見回しても機械人形の姿はなかった。
警察官「確保!!!」
シンはすばやく取り押さえられた。
シン「僕はやったんじゃない!謎の二人組がっ!」
警察官「何言ってんだ殺人者!そんなのどこにもいないだろ!!!」
手に持っていた木刀をとられ抵抗できないように抑えられた。
辺りはざわついていた。
シンは初めてパトカーに乗った。
そして警察署に連行された。
すぐさま両親が駆け付けた。
父「シン、なにしたんだ?本当のことを言いなさい」
シン「僕はやってない!!二人組が...」
母「とにかく落ち着いて、無実は事実なんでしょ?お母さん信じるから」
父「俺も信じる、警察の方に聞いたが重罪なことをしたとしか聞いてなくてな。なにしたんだ?」
シン「突然大量に人が死んだ...まるで爆弾のように顔が...」
父「そうか、お前がそんなことできる息子じゃないことは分かった。シンは昔から優しいもんな。その二人組が犯人なら今すぐ見つけないと」
シン「無理だよ、あれは人間じゃない...」
警察の方がきて、シンは別室に連れてかれた。
その日は警察署でお世話になった。
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