ブルーウルフ
俺だって戦わなくちゃそう思い袴田恵の持つ剣いわゆる小刀とは反対でデカイ剣をぶんまわす
袴田恵はスカートがめくれていることなんてきにせず戦いに集中していた
ちなみにパンツの色は原作通り白だった
そして俺はその横で興奮していた
これ背中を任せながら戦うライバルと主人公の構図そのまんまじゃん
カッコよすぎる恐怖すらも凌駕するほどの美しい戦いをする主人公と力任せに戦う泥臭いライバルの二人
「さあこっから本番だ」
地面を強く蹴りつけ大剣を縦一千に走りブルーウルフの群れをぶち殺していく
ちなみに木崎界と戦ったときに使った剣は壊れました
だからさっき買ったんよなこの大剣
「なあなんか多くないか」
「多くはあるけど倒せないわけじゃない」
「まあななら二人で力を合わせて倒すとしますか」
やがて血だらけになりながら勝利をするとブルーウルフの死体の山の上に剣を突き立て息を切らしながら座り込む
「はあやっと終わったか」
「疲れましたね」
「ああそれであの女の子はどこへいったんだ」
「あれ確かになぜかもういませんねまあでも助かったのならそれで良いです」
「カッコいいね羨ましいよ」
「なんですその言い方」
「別にただすげぇやつだなと思っただけだよ」
「あなたもカッコいいです」
「誉められても嬉しかねえよ」
「えーでもニヤニヤしてるよ」
「はあニヤニヤなんてしてないし」
袴田恵が空を眺めながらこんな言葉を口にしてくる
「それにしてもデート全然出来ずに終わっちゃったねごめんねぼくが女の子を助けにいったから」
「いや悲鳴を聞いて助けにいかなかったらきっと後悔してただから助けたことを後悔しちゃダメだよそれに今からでもまだ間に合うこれから一緒にデートしようよ」
そういって俺は片ひざをつき片腕を袴田恵に伸ばすそして袴田恵に手のひらを見せて
「だから手に取ってくれませんか」
「なんだかいつもと違うなそれに告白をされているみたいだ」
「あははまあそうですねなんだか嬉しいのかもしれません」
俺たちは朝にデートをし始めたがブルーウルフと戦ったことで夕方になってしまっていた
俺たちは腕を肩にまわしながらデートを開始していく
「お腹空いたのでカフェではなくドラゴンを食べに行きますか」
「おうそうする」
「高級食材の癖に上手く料理を作れないと不味いの本当にひどいと思いますよ」
「あははまあでも高級食材ってそういうイメージが強い気もするけどね」
「まあ確かにそうですけど」
「でしょそれでそのお店ってここ?」
「ええ前クラスメイトに聞いて行きたいと思っていたんですがなんだか」
俺たちは少し引いていた
なぜかというとボロボロでまるで幽霊が出てきそうな雰囲気があったからだ
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