第4話 大相撲令嬢のあとがきに有名なろうRT企画主と記されたエピソードの内情
私は、川獺右端さんの「大相撲令嬢」という作品のあとがきに「有名なろうRT企画主」と記されています。企画主の何人かいる内の一人として紹介されています。
企画やってると色々な作品に出会えて、ちょっとアドバイスしたり、こちらも勉強になります。
「大相撲令嬢」のあとがきには、私が作者さんの今やなろうでも大人気となった作品についてのエピソードが掲載されています。
あとがきに、私のアドバイスが端的に記されていました。
「タイトルを変えなさい」
……いや確かに事実です。私の悩める心情はかなり端折ってますが、内容は確かに合っている。知らないんだから記しようもないですが。
ですがこんな上から目線ではない(笑)
作者の川獺右端・カワウソさんは、この作品においてタイトルでやらかしていました。
タイトルに「うへへと笑う」とか入れてて、明らかに「読者を選ぶ失敗」をしていたのです。
作品に問題はない。今大人気なことからも内容は問題じゃない。
いわゆる転生もので、今やプロになったわけですから腕前は確か。
好みはともかく、書ける人なのは一目で分かりました。
だからこそ「うへへと笑う」というタイトルに、なんかこだわりでもあるのかと、指摘し辛いわけです。
ですがそこはRT企画主、言わねばなりません。
幸い川獺右端さん、今や先生ですね。
川獺右端先生は、既にそれなりに人気だった作品がどうすれば伸びるか悩んでいた。
何より、普通に話せる人だった。
誰だかさっぱり分からない「RT企画主」の意見でも、聞く耳を持つ人だった。
私は「人を選ぶタイトルですね」をどう伝えるか悩んだ末、普通に真っ直ぐ、
「タイトルで人選び過ぎ」
と伝えました(笑)
確かそのはずです。
ですので、あとがきの「タイトルを変えなさい」は間違いではありません。
私の、
「どうしよう。なんか凄いタイトル付けてる人が来た。ヤバめな感性な人だったら、出来れば関わりたくない……。でも作品に問題はないから、企画主としてそれは伝えないと」
という悩みは、あとがきには当然ありません。当たり前です。
しかも「エピソード載せていい?」というメッセージに気づかず、出版ギリギリのタイミングになったらしく、その節はご迷惑おかけしました。
この場を借りて、改めてお詫び申し上げます。
では、今や大人気となった作品の元々のタイトルを紹介しましょう。
「金的令嬢はマタタビを嗅いだ猫のような顔でうへへと笑う」
……なぜ誰もタイトルに突っ込まない(笑)
いや、誰か指摘しろよ!
あなたの失敗はタイトルそのものだ!
というかタイトルがヤバ過ぎて、たぶん誰も指摘出来ない!
おかしいだろ! なんでこんなタイトル付けた!
なんかどっかのヤバめな宗教団体で監禁でもされてたのか!
感性がおかしい!
作品のタイトルは看板だ!
看板に「作者は頭がおかしい」って自分で書いておいて、RT企画に参加してアドバイスを求めるとかどういう神経だ!
アドバイスも印象も感想も、なんもかんも見たままだ!
これに気づかないって相当だろ!
川獺右端先生、いやさカワウソうーたん、あなたに何があった?(笑)
あとがき読んだので大体知ってるけど、投げやりにも程がある!
全く分かりやす過ぎて、指摘していいか迷ったわ!
――この分かりやすい失敗を指摘すると、川獺右端先生は、
「このタイトル気に入ってたんだけどなあ」
って言ったよね?
一体どこを気に入っていたんだ!
俺にはさっぱり全然分からん!(笑)
どういう人生歩んだらこんな感性が育つのか……恐ろしいわ!
で、今現在のタイトルは、
「転生聖女は友情エンドを目指す! ~腐女子なのに乙女ゲームの世界に転生しちゃいましたが親友キャラとイチャイチャ百合しながら悪役令嬢と派閥抗争してます~」
……読者に媚びたね?
この人頭おかしい、関わりたくないと悩んだ私の時間はなんだったんだ!
普通な長めタイトルにしやがって!
最初からそうしておけ!
舐めてんのか! 読者もRT企画者も舐めるな!
一目見て秒で分かる失敗引っ提げやがって、困惑したわ!
とにかくプロデビューおめでとう!
こんなやらかしたあなたを、私は一生「川獺右端先生」とは呼ばないが、今回だけは特別にお呼びしよう。
「川獺右端先生、ヤバい感性でこれからも頑張って下さい。書籍デビュー当時に創作界隈から離れていて、祝えず申し訳ない。そして、二度と相談に来てはいけない。いや来てもいいけど、次からは金取るからな」
以上だ!(笑)
創作者も色々。次回ラスト!
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