一日
朝起きてから30分後俺はお嬢様の部屋の前に立っていた。緊張してきたぜおい!今まで女子の部屋に入るなんて経験したことなかったからな。でも入らないわけにはいかないよな、よし!いくぞ!コンコン
「失礼します」
ガチャッ中に入るとそこには天使がいた。とても可愛らしい寝間着を着た美少女がそこにいた。え...めちゃくちゃ可愛い!なんでこんなに可愛い子が同じ部屋にいるんだよ!?これは夢なのか!?いや違う現実なんだ!ならやるしかない!よし!
「あのーすみません、起きてください」
反応がない、仕方がないもう一回
「起きてください‼」
少しさっきより大きな声で言う。
「はい‼起きてますよ起きてますよ...って誰ですか?」
そうかお嬢様は僕と会うの初めてなのか
「昨日からここてバイトに入りました水無瀬武尊です、以後お見知りおきを」
「ああーあなたでしたか、お父様から話は聞いています」
そういうとお嬢様は布団から出てきた、がしかしお嬢様はまさかの下着姿だった
「きゃああああ!!」
「うわあああ!!!すまん!!わざとではないんだ!」
そうだこれは不可抗力だ‼
「早く出て行ってください!」
「本当に申し訳ありませんでした!」
そう言ってすぐに扉を閉めた。やばいめっちゃ怒られたマジで気をつけないと殺されてしまうかもしれない。それからしばらくして朝食の時間になった、美月先輩の部屋に行き先輩を呼ぶ
「あのー美月先輩ご飯の用意ができました」
「はいわかりました」
そして二人でリビングに向かった。
「おはようございますお嬢様」
そう言って美月先輩は椅子を引いてお嬢様を座らせた、すごい慣れた手つきだ。
「はいおはようございます」
そう言うとお嬢様がこっちを見て何か言ってきた、さっきのがなかったように。
「えっと水無瀬くんも一緒に食べましょうよ」
ふつうは執事は雇い主と一緒にご飯は食べない
「いいんですか?」
「もちろんですよ!
ここの雇い主は心が優しいみたいだ
「では遠慮なくいただきます」
「はい召し上がれ!」
そして俺たちは朝食をとった。その後俺はお嬢様に学校の支度を手伝っていた。
「はいこれで準備は終わりましたありがとう水無瀬くん」
「いえいえこれくらいは当然です
意外と簡単だったし
「ふふっ優しいですね」
「あっそろそろ時間なので行きましょうお嬢様」
「はい」
「いってきます!」
「はいお二人ともいってらっしゃいませ」
「いってきます!」
こうして俺はお嬢様と一緒に学校に向かった。僕の通っている学校はお嬢様の通っている高校より少し遠くにある。そのため電車に乗って通学しているのだ。しかし今日はいつもと違っていることがあるそれはお嬢様と一緒だということだ。しかし今日はいつもと違っていることがあるそれはお嬢様と一緒だということだ。ただでさえ可愛い女の子なのにそれが制服を着て隣に座ってるんだぜ?そりゃあドキドキするに決まってんだろう。そんなことを考えていると駅に着いた。
「お嬢様着きましたよ」
「はいありがとうございました」
「それじゃあまた帰りに会いましょうね」
「はい!」
「じゃあね水無瀬くん!」
「はい!」
僕とお嬢様は挨拶をして別れる。
なんやかんやあって僕は学校にいき教室に入った。
「おっはよう!」
「おう!武尊!今日は早いな」
「まあな!」
こいつは俺の親友の斎藤拓海という男である。
「お前昨日どこに行ってたんだ?」
「バイトだよバイト」
「バイトって例の執事のか?」
「そうだよ」
「まじか!じゃあ美月先輩にも会ったのか?」
なんでそんなことを聞くのか?
「いや会ってないけど」
適当に嘘をついておこう
「そうなのか残念だな」
「なんでだ?」
「だってあの人めちゃくちゃ美人だし性格もいいし完璧すぎる人だからみんな憧れてるんだよ」
「へぇーそうなのか」
「そうだよ!」
「じゃあお前狙ってんのか?」
「うっせぇーそんなんじゃねぇーし」
図星のようだ
「はいはいそうかわかったから」
そんな話をしていたら担任の教師が入ってきた。
「おーし授業始めるぞ〜」
「きりーつ」
「礼」
「お願いしま〜す」
「よし全員いるようだな」
「先生なんかあったんですか?」
「実はな転校生が来ることになった」
こんな時期に珍しいな
「おおー」
「どんな奴ですか?」
「入ってきなさい」
ガラララッ
「初めまして!私は花咲姫華と言いますよろしくおねがいします!」
「うぉーかわいい!」
「めっちゃ綺麗じゃん!」
「やべー惚れちまいそう」
男子たちが騒ぎ始めた。まぁ確かにかなりレベルが高いと思う。顔立ちは整っていてスタイルもよくて髪はロングでサラサラしていて肌は白くてとても美しいまさに美少女という言葉がぴったりだろう。
「よし静かにしろ!質問があるなら今のうちに聞いておくように」
「はい!」
「なんだ斉藤」
「彼氏いますか!?」
おいこいつ馬鹿か?いきなり失礼なこと聞くやつがどこにいるんだ。
「いないですよ」
「よし!」
「他にはないか?」
「はい!」
「誰だ?」
「好きな食べ物は何ですか!」
「うーんどうでしょうね甘いものならなんでも好きですかね」
「うおーやったぜ!」
それからしばらく時間が経って休み時間になった。すると女子達が一斉に花咲姫華に話しかけていた。
「あの!私達友達になってください!」
「いいですよ!」
「きゃあああ!」
すごい人気だなあの子、でもあんなに可愛い子がこんな学校に来るなんて珍しいな。俺はそんなことを思いながらぼけーっとしていた。それからしばらくして昼休みになった。
「拓海飯食おうぜ」
「おう」
「ところでお前さっきの子のことどう思う?」
「俺は正直タイプだ」
「やっぱりそうか」
「水無瀬は興味無いのか?」
「いや別に俺はそういうのじゃないな」
「ふぅーんそうなんだ」
キーンコーンカーンコーン
そして午後の授業も終わり放課後になった学校の外へ出るとそこにはお嬢様がいた。
「水無瀬くん帰りましょう」
「はいお嬢様」
「...お嬢様って呼ぶのやめてくれないかしらわたしにはちゃんと來間紫央里って名前があります」
なんでだろ別にいいと思うが
「すみませんお嬢様」
「...もういいわ」
「それでは行きましょうお嬢様‼」
「はい...」
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