実際に生活していくとなると、相当お金がかかるのは当り前だ。

蓄えの殆ど無い私は致命的だと思う。

そこで、お金の事を改めて考えることにした。

生きて良くのにどうしても必要なお金はやはり稼がないといけない。

今約一年を通して計算すると、なんとか食べていける程度で、決して貯蓄出来る程ではない。

高齢になり働くのが難しくなった場合の事を考えると、まだまだ頑張って働くしかなさそうだ。

のんびり落ちぶれている状況は許されない。

なので、これから田舎でどうやって生計を立てるのか考えなくてはならない。

これからしっかり書斎で作戦を練るしかなさそうだ。

早速町の商工会へ相談してみた。

すると地域活性化でいろんな事が必要とされることを聞いた。

そして研修会や講習があちこちで行われているらしい。

私は新しい仕事として取り組む事にして出かけて行った。

あちこち視察へ行ったり研修に参加すると交通費や宿泊費など、経費がかかる。

お金を稼ぐにはまず知識や能力を高めないといけない。

結果としてお金がかかるのだ。

私は少ない蓄えを切り崩しながら知識を得ていく。

「本当にこれが収入になるんだろうか？」不安になりながら日々を暮らす。

よく考えると学生の頃より遥に勉強している。お金が絡むと勉強する意識が違う。

お金って凄い！

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