第3話プライド
男にも癖はある、今回の話は愛の物語だ
彼の趣味は美術鑑賞、長い歴史の中様様な天才たちは心や意識に訴える作品を数多く残してきた、男は歴史に名を残す著名な作者を好みよくその作品を冊子として手にすることを趣味にしていた。
今まで何人の人が聖母マリアを描いてきただろう、慈愛に満ち優しく微笑むキリストの生みの親、様様な描かれ方、それに比例して存在する彼女の彫像、美術の世界は無限に広がる宇宙を想像させる。
時は現代、今はもうイエス・キリストの存在を見たことがある人など存在せず想像の産物と言っても過言ではない、更に付け加えるならばその母、マリアですら存在が危ぶまれる。
男は絵画の中でも現代アート、より革新的な内容の絵画を収集するコレクターといった存在である。
男が収取するは画集、異性に対し好奇心を捨てきれない男は生肌をさらす無邪気を象徴的捉えた作品の画集を好んで集めてきた、その日も男は自分をその世界に自身の愛を体現させてくれる好奇心の中で心にある少年心を解放していた。
男は知っている聖母マリアを描く作品の中にある性を描く描写があるということを、その作品名こそが
受胎告知
現代文学に通ず愛の表現、今も昔も猫はいい
猫最強
頭がいい男 くうちゃん @GODKuu
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