あとがき
今作はかなり長い作品になりましたね。「日常の恐怖」シリーズのルールである「一話あたり約3000文字(ただし話数や内容により大きく変わることはあり)」の括弧内の例外が早速出てきました。ちなみに今後考えているストーリーにも、一話あたり3000文字を大きく超えそうなものがあります。お披露目できる日はかなり先になりそうですが。
この話は、実は大学時代に執筆した作品でして。大まかな筋はそのままに、舞台や展開を大きく加筆修正したものとなっています。元の小説の方では、語り部の家の近くにある工場で二人の秘密の戯れが行われており、語り部がそれを自分の部屋から覗いていた、という展開にしていました。これを入れていたらもっと長かったかもしれません。
今回は「世にも」リスペクトにあたる元ネタはありません。そもそも「世にも」でこんな話があるわけありません。ゴールデン帯で放送できるわけありませんから。
最後になりますが、今回は二人にとって最終的にwin-winの関係に収まりましたが、本来いじめは悪質な行為です。内容如何によっては刑事罰レベルの犯罪です。あくまで作品中での話であり、いじめを推奨する意図は一切ありませんので、ご理解をお願いします。
茜色の放課後 鬼平主水 @Mondo-Onihei
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