あとがき
『日常の恐怖』第一作、いかがでしたでしょうか?
今回は『日常の恐怖』シリーズの全体のテーマについてと、本作『殺したはずの男』の自作解題をさせていただきます。
エッセイである『鬼平主水の思うこと』に書いてもいいかなとも思ったのですが、このシリーズは『世にも奇妙な物語』を中心としたオマージュやパロディを盛り込んだ作品もあるため、「あれ、これ世にもの○○って作品のパクリじゃね?」というパクリ疑惑が出てもまずいので、しっかりと言い訳(?)ができるように作品の続きで書きます。
作品の雰囲気を壊されたくない、という方はブラウザバック推奨です!
上述したように、このシリーズでは『世にも奇妙な物語』をオマージュしたシーンや小ネタを盛り込みながら書いていこうと思っています。『古畑任三郎』が『刑事コロンボ』をモデルにした作品ですが、本シリーズもそのような感じだと思ってもらえれば。ただ『古畑任三郎』のようにうまく出来るかは微妙なところですが。もちろん『世にも』オマージュの特に無い作品もありますので、そういう作品も楽しみにしてもらえると嬉しいです。
さて、今回の『殺したはずの男』について。すでにこのシリーズでは30作程度のシナリオを考えているのですが、本作はその中でも『日常の恐怖』シリーズとはどういうものかという、ストレートかつ最初にふさわしい作品だと思い採用しました。元はなろうに投稿していたものを書き直したものなので、実に二年近くぶりにお披露目となりました。気になる方はぜひ、なろうの方でも探してみてください。
本作にも『世にも』ネタを仕込んでいます。一つは晴斗が好きなマヨネーズをかけたオムライス。これは『相席の恋人』(主演:倉科カナさん)に登場する宇津井健さん演じる相席相手が好きな食べ物から引用しています。また、「陽一がオムライスにかけるものをマヨネーズなのではと綾乃が訊ねる」シーンが第3話にあったかと思いますが、これは『記憶リセット』(主演:中山秀征さん)で、「主人公との記憶を消した元恋人がオムレツにかけるものをソースだと知っていて無意識に手渡しする」というシーンを利用しています。ちょっと分かりにくいですけど。
作品の場面だけを言われても困る! という方もいるかもしれませんが、そういう方はネットで検索! いかんせん全作品中の一、二割しかソフト化されていないので――。
各作品のあとがきでは、反省点というよりもこうした元ネタの開設を挟んでいく予定なので、最後までお願いいたします。
殺したはずの男 鬼平主水 @Mondo-Onihei
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