応援コメント

[企画]マツリカ大反省会 その4 感想分析(2)」への応援コメント

  • まさか自分も感想参加することになるとは思っていませんでした。あまりホラーに触れてきていない読者の感想として少しでもお役に立てていればいいなと思います。
    ご紹介もありがとうございます。梶野さんに名作と言っていただけるなんてびっくり&めちゃくちゃ嬉しいです(T^T)
     
    「自分ならどう書くか」たまに考えることありますが、感想として書くところまではできてないですね。梶野さんへの感想で改善案、というのもそれはそれでとてもどきどきしてしまいそうですが、これからはもっと意識してみようかな。触れていただきありがとうございます。

    あと二回の更新、楽しみにしています。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます。

    ホラーに不慣れな方の意見も貴重なので、ありがたいですよ。なんせそういう人は読んでくれませんからね、普通w

    名作は名作なので、お世辞でもなんでもありません。
    私は作品については本音しか言えないんです。無理に褒めるとかもっての外です。

    どうぞどうぞ。大事なのは習慣づけることです。
    自信がないなら伝えなくても構いません。その代わりに、意見を元にした作品を書くとかしましょう。その方が実証になりますし、モチベにも繋がりますしね。
    実際、私の作品も結構な確率で「私ならこう書くのに!」から始まってるものがあります。人に物申すより建設的ですし、スキルアップにはもってこいです。

    残り二話、今日中には次を更新したいところ。
    お楽しみにです!


  • 編集済

    エッセイ・評論枠ではありますが、他者の作品中に自分の名前が出てくると妙な気分になりますね。

    確かあの作品は、自分がカクヨムに寄りついていなかった期間に投稿された作品で、祭りが終わった後に拝見したのだったと記憶しております。

    書き終えた後の作品に、これだけの労力を費やして、改善に繋げようという心意気には頭が下がります。


    >通じる人と通じない人の違いはどこから生じているのか……

    これには自分なりの答えがありますよ(あくまで自分なりのですが)。

    おそらく、不条理系の恐怖を許せるか、類似のホラーに感銘を受けた経験があるか、だと思います。

    多少理屈に合わないところがあっても、そこに目を瞑るというか、果敢に無視するというか、いや、いっそ「矛盾や不条理があって、正体不明であるほど恐ろしい」と感じる素地があるかどうかの差ではないでしょうか。

    梶野さんの今回の企画を読んで、『茉莉禍 ―マツリカ―』が、ホラーからサスペンスへの転調を狙ったものということを知りましたが、自分としては別に転調とも感じていませんでした(人間が一番怖い系とも読めるけど、あながちそういう真相だとも言い切れないぞ、と思ってました)。

    その辺は、梶野さんの狙いとは違う感じ方をしているのかもしれませんが。
    主人公の女性も含め、前半と後半の少女(謎の女)の関連性も、何もかも全部宙ぶらりんで不明であるところが、あの作品の良さ(落ち着かなさ=怖さの源泉)だと感じたので、自分としては「はっきりと分かるように改稿するなんてトンデモナイ。台無しだ」と思ってしまいましたw

    まあ、昔はその「含みの持たせ方がイイ」みたいに流行りまくった時代があったのも知っていますし、消化不良の投げっぱなしジャーマンな作品全てを肯定するわけではありませんが。

    『茉莉禍 』は分量的にも、そういう読み方をしてくれと暗に示唆されていると自分は感じましたし、それが許されるタイプの作品だと思います。

    あ、ジャスミンティーの賞味期限の件は自分も知りませんでした。
    そういうディティールの粗から読書体験を損なう可能性があることは肝に銘じないとですねw

    作者からの返信

    感想ありがとうございます。

    わはは。年末ですし、いつも感想いただいてるお礼をしておきたかったのです。宣伝効果はささやかでしょうけど。

    改善については、文字起こししないだけで、毎回これくらいはやってますね。下手すると年単位で。時間が過ぎると視点変わったり、別の経験から改善案が出てきたりしますから。書き直すのは、よほどでないと後からはしませんが。

    >おそらく、不条理系の恐怖を許せるか、類似のホラーに感銘を受けた経験があるか、だと思います。

    ふううむ。大変興味深いご意見ですね。
    正直、リアル知人を除くと、感想くれた方に逐一確認も出来ないので確かめるすべはないのですが、私の直感では、磨己途さんの説明が正しい気がします。

    今回、改めて思ったのは、ホラーの読み方、かくあるべきという嗜好は多様で、ポイントが人によって食い違うことだと。不条理な展開をアリだと思えるかどうか、というのは嗜好も経験も大いに関係ある気がしますね。

    私の狙いは書いた通り「ホラー➡サスペンス」だったんですが、以前の失敗から、出来るだけ明確に書かず、想像の隙間を残そうとも思っていました。そのどっちつかずが失敗の原因だったと思っていたのですが、磨己途さんにはそこが刺さったわけですね。むしろ想定以上の読まれ方をされてるというか。ううーんw

    まあ結局のところ、私の「ホラーの経験値が足りない」という問題に帰結しそうな気はします。不条理の適量、つまりどの程度の不条理なら許され、どこを超えれば許されなくなるのか、いまだに自信がなくて。
    人に寄るとはいえ最大公約数はあるはずで、もし私にそれが見えていれば、不評が来ても「私にとってはこれがベスト」と言い切れたはずです。それが出来ていない時点で、まだまだだなんだろうなーと。

    元々私はA型気質で、細部までロジカルでありたい(少なくとも小説では)人間なんです。不条理系はその真逆なので、魅力を測りあぐねるというか思慮外というか。ホラーにあっては、そこに魅力があることは知っているんですが、今一つ適量を割り出す自信がないんですよね。ここら辺は「もっとホラーを読め!」の世界なんでしょうけど。

    磨己途さんのこの感想だけで、もう一回反省会が出来そうなくらい示唆に富んだものだと思いますが、今回はひとまず集めた意見内でまとめてみようと思います。あ、「はっきりとわかるように」は避ける方向で考えますw

    この不条理の扱い方については、また別の作品で、それなりに研究した後、実践または実験してみたいなと。というか雑話で取り上げてみたい。納得いく答えが見つかればですが。
    その時はまた是非、忌憚ない感想をよろしくお願いします。

    編集済