　二ヶ月間、全二十六作品の感想を書き終えました。これにて企画終了です。

　参加いただいた作者の皆様に感謝します。

　そして一応、謝罪もしておきます。

　本音とはいえ、結構な辛口でブチかました感想もありました。

「辛口でも泣かない」と前書きしたとはいえ、お気を悪くされた方もおられるかと思います。

　ですが、お世辞や追従ではない本音の辛口、そして「何故そう感じるのか」まで説明するようには心がけました。思い当たることがあれば改善の一助に、そうでなければ読者の一例として、御寛恕いただければ幸いです。

　今回の参加者は、ほぼ初対面のお相手です。

　当然ですが、個人的な恨みつらみや特別な感情は持ち合わせていません。

　読んだ作品だけが接点です。

　むしろ「褒められるなら褒めたい」というのが偽らざる本音なんです。辛口感想を書いた後は、かならず胃が痛くなるので。

　ただ、「面白くない」とズバ斬りする相手が言う「面白い」は、何でも褒める人の言葉より、何倍も価値があると私は思っております。

　今回評価されなかった方も、他の作品評を読んでみてください。あらかた公平に辛口なので、多少なり気が張れるかと。その上で次回、梶野に一泡吹かせるべく精進していただければと願います。もしくは二度と近づかないか。それもアリでしょう。合わない相手は誰にでもいるものですから。

　とは言え、この企画で適当な評価をしたり、手を抜いたりということは一切ないと胸を張れます。至らないことはあれど全力でした。後は作者に届くかどうか。何かの役に立てばよいと思います。

　幸い、幾つかの作品からは、感想を受けての改稿報告をいただきました。作品は作者のものであり、改稿の結果は私の責任ではないものの、その後の評価はやはり気になるもの。企画参加後は、ゆっくりと参加作を巡回して、変化があればコメントしていく予定です。こんな丁寧には書きませんがw

　是非見てもらいたいという方がおられれば、改めて返信用ノートに変更点など書いていただければ、そこを意識して読みにいきます。アフターサービスとして、ご活用ください。

　あ、星とかレビューは、この企画では出しません。邪念に繋がりますので。

　ただ、個人的な評価として、忘れた頃に星を出すことはあると思います。まあ期待しないでいただければ。

　駄文を重ねて参りましたが、そろそろ締めの時間です。全ての参加者、並びにクソ長い感想を追い続けてくださった読者の方に改めて感謝を。これが縁となり、新たなお付き合いができれば何よりです。

　それではまた来年のじっくり感想でお会いしましょう。参加されずとも、読みに来られるだけでも構いません。再会を楽しみにしています。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい