【17】神様のいる世界(Elノ) その後のやりとり


【17】神様のいる世界(Elノ)

https://kakuyomu.jp/works/16817330661293144485



□Elノさん:

 Elノです。感想ありがとうございました。

 すみませんが、今日は河合塾の全統模試があるので返信はその後になります。折角感想を頂いたのに申し訳ございません。

 終わり次第じっくりと読ませていただきます。



■梶野:

>ELノさん


おはようございます。

急がなくて大丈夫ですよ。模試がんばってください。



□Elノさん:

 終わりました〜!

 では感想の返信とさせていただくのですが、その前にこの小説の出来た経緯を少しだけ。

 私はとある私立で進学校の男子校に通っているのですが、その学校はカトリックなのです。なので宗教という授業もあり、神とかそういう方面にはよく触れます。

 で、私は演劇部で脚本書きをしている(こちらは自信があります。地区大会で予選落ちしたときも脚本だけは良かったと言われるほどなので)のですが、ある部員がこういいました。


「神様はおらんのに救われたーみたいな偶然ばっか起きるからあかんよなー」


 と。この言葉からわかるように、私達高校生は持ち前の反抗心で(キリスト教の)神様は否定してます。そしてその言葉を聞いたとき、私達の心は一つにまとまりました。


「なんか、それっぽいこと言ってる‼」


 はい。この小説の始まりはこのセリフなのです。あとは脚本化出来なかったので小説にすることになり、それなら異世界ファンタジーに挑戦して見るかーだの何だのでこうなりました。


・サブタイトルを軽視してました。すみません。


・「。」が抜けているのは文字数超過対策です(笑)。ここは取っちゃいけない場所でしたか……。空行に関しては確かに2行で充分そうですね。修正します。


・会話の部分ですが、重要なことばかりだとそれはそれで不自然なのでカモフラージュしたという形です。これを略すのは余りしたくないですかね。自分的に。他の部員たちと相談します。


・主人公が聖職者になっているのは後の師匠への負い目と考えています


・「ソースは俺」、駄目ですか……かっこいいのでどうにかして使いたいですね。でもここのは消して後の一回の使用だけに留めてみようかとは思いました。


・暗号レベルの悪文……仰るとおりです。すぐ修正します。


・「思わずして」という言葉はありませんね。「望まずして」が頭の中で勝手に変形してこうなったんだと思います。こういうのは自分では中々気付けないのでご指摘非常にありがたいです。


・成程。世界ふたつを完全に切り離していたのですがそういう書き方もありそうですね。やってみます!


・まあそういう世界観です。


・誤字修正ありがとうございます


・小説と見ると確かに分けすぎですね。演劇部がでました。


・簡略化の指摘、ありがとうございます。


・簡略化の指摘、ありがとうございます。


・簡略化の指摘、ありがとうございます。


・どっちもカバーしてます。ただし口調から分かる通り喋っているのは「今」のフェルネンです。


・緊迫感の維持……考えておきます。


・ここに関しては重要部分だけだと気持ち悪いかなと思いまして(標準体型より少しぽっちゃりしてる方がのほうが好きというか)。


・簡略化の指摘、ありがとうございます。


・テンプレ以外となりますね。どこかに説明を加えます。


・クロックポジションは……カッコつけです!


・これは価値観の相違ですね。今の子供達にとっては友達と何かしたらそれは「遊び」になるんです。私の妹も友達の家に遊びに行くと言って宿題もやってきます。


・レアモンスターにしましょう!


・これは先程も言った通り太らせた感じです。一旦読者にはここで止まってほしかったので。落ち着いて、っていう感じです。


・初の戦闘描写だったので……了解です。(ノД`)シクシク


・成程、そうなのですね。ここは逆に小説らしさを出そうとしてしまいました。


・はい。強いです。


・師匠は神関連では常識程度しか教えてません。後は一般教養を……という設定です。追加しましょうかねー。枢機卿になれたのは強いからです。これは描写では読み取れませんでしたか……。これほど読み込んでいただいて理解できなかったのはつまり私の書き方に問題があるのでしょうね。修正します。


・様いりませんね


・ポエムに関してですが、返信冒頭に書いたようにこれから物語が生まれました。なので消したくはないですね。ただし言葉の軽さから分かるように、他の段落のポエムは全て後付で、通常テンションで書いたそれっぽくしただけの適当作品ですね。



 と、ここまでがちゃんと考えた内容です。続く問答がゴリ押し部分になります。長くなったので次のコメントで書きます。



□Elノさん:

 続きです。気になったところだけピックアップします。


・あれ。戦闘シーン、あれで終わり?

 →いけませんかねー……?


・こんなとこまで報告に来るとか、何日かかるんだって感じです。

現実感が皆無なので、もうちょっと行きやすい場所にすべきでは。

聖女が出てくる場所として必須でもないですし。

 →ここでなくても良いというのはその通りですね。考えてみます。


・何故、聖女だけ描写が細かいのかわかりません。

さして必要な情報もないので、二行もあれば雰囲気を出せるはず。

ここまでを見れば、描写なしでもいいくらいです。

 →神秘性の表現を、と思いました。私にはこれを二行で書くのは無理です(笑)。


・ここら辺の説明も、聞いても「ふーん」くらいの内容なので割愛していいです。大した内容じゃなりません。

 →下の「本当にどうして知ってんのか~」に繋げるためですね。此方の文章の簡略化のご指摘、ありがとうございます。


・かえって聖女のイメージを損ないます。

 →マジっすか


・なんで異端審問みたいになってるんですかね。

 →額面通り受け取ってはいけない笑み=悪い笑み、ではないかと。純粋な笑みではないという文章のつもりでした。


・わけがわかりません。

とりあえず、聖女がまるで油断ならない相手というイメージだけ浮かびます。

 →そのイメージが欲しかったんです!


・それより、聖女に無用な怪しいイメージを与えていることの方が問題ですね。~~~

 →典型的な聖女を知らないのですが無償で善を振りまくだけの存在ではないですね。


・締めとしては悪くない台詞ですが、交互に組んだ構成は完全に死んでいて勿体ない。途中のバトルとか何だったんだ、という気分です。

 →そうですよね!そこなんです!交互に入れてみようと思ったのですが何が起こるか分からなかったので入れただけに成っちゃってるんです!


・反対に、直すべき部分は、まず無駄に行数のある空白部分。

大きく取れば感動できると思っているなら大間違いです。

「!」の文字を100個に増やせば、100倍興奮しますか?

しませんよね。見づらいし、頭悪く見えるだけです。

 →すみません。自分は興奮しました。具体的な作品名を言うと「外れスキル『状態異常』~」です。


 むしろ普段から抑えておいて、ここぞという時だけ使えば、二行の空白でも十分にインパクトを与えられます。

 →そうですねー。使いすぎたかもしれません。


・→文章バランスについては先述した物が主な理由となります。不要な物は消していこうかなと考えています。特に師匠の部分は大幅に改稿するつもりです。


・なので、このストーリーを成立させるには、最低限、

 ・神を見たものはいない。

 ・聖光術も聖女も、じつは神や信仰とは関係ない。

 →その通りです。追加で入れます。


・>主人公の悩みについて

 →こういう書き方もあるんだなと凄い参考になりました。


・ただ、「超常的な神の救いがなかった」から「神はいない」と考えるものに対して、「人の中に神はいますよ」と言われても説得力があるかな?と思います。スイングはいいけど打球はファールな感じ。

 →とても的確な突込みです。自分もここが駄目だよなと思いつつも他の考えが思いつかず、ごり押ししました。


・ポイントは三つ。

一つはまず正面から主人公の問いに答えること。

その上で方向を変えた代案の提示と、「教会の意味」の強調。

元の聖女の理屈「神は人の善」だと、教会である必要ないですからね。ボランティア集団でもいいって話になります。

例え虚像でも信仰のシンボルとして、神なり仏なりは必要で求められている。現実でもこれは同じで、そういう視点は大事です。

 →ありがとうございます。この三つを軸にして問答の部分を見直したいと思います。



 最後に。

 小説初心者の拙い文章だったと思いますが、こうも深く読んでいただきありがとうございました。これほどの感想を貰ったのは脚本を合せても人生で初めてです。

 この経験を糧に今後も小説を書いてみたいなって思います。



■梶野:

>ELノさん


> 終わりました〜!

お疲れさまでした。


> では感想の返信とさせていただくのですが、その前にこの小説の出来た経緯を少しだけ。

> 私はとある私立で進学校の男子校に通っているのですが、その学校はカトリックなのです。なので宗教という授業もあり、神とかそういう方面にはよく触れます。


ふむふむ。なるほどなるほど。


> で、私は演劇部で脚本書きをしている(こちらは自信があります。地区大会で予選落ちしたときも脚本だけは良かったと言われるほどなので)のですが、ある部員がこういいました。


おお、すごいですね。

ただ、あなたが仮にプロ作家だとしても、私の感想は変わりません。

自分に正直に本音を書いてるだけですからね。


>「神様はおらんのに救われたーみたいな偶然ばっか起きるからあかんよなー」

> と。この言葉からわかるように、私達高校生は持ち前の反抗心で(キリスト教の)神様は否定してます。そしてその言葉を聞いたとき、私達の心は一つにまとまりました。

>「なんか、それっぽいこと言ってる‼」


私は特定の宗教を信じてるわけではありませんが、年を喰うごと、人間より上の何かしらを信じるということは大事なんだなと思うようになってきました。世界中に宗教があるのは、やはり必然なんだろうなと。


>・サブタイトルを軽視してました。すみません。

返信の際は、引用符(>)をつけて相手の文を引用しましょう。

返信だけでは、どこへの返事かわからなくなります。


>・「。」が抜けているのは文字数超過対策です(笑)。ここは取っちゃいけない場所でしたか……。空行に関しては確かに2行で充分そうですね。修正します。


文法を守ったうえで文字数を削るのは大原則です。


>・会話の部分ですが、重要なことばかりだとそれはそれで不自然なのでカモフラージュしたという形です。これを略すのは余りしたくないですかね。自分的に。他の部員たちと相談します。


脚本でも同じはずですが、物語、特に短編では無駄を省き、内容を凝縮するのは基本中の基本です。適当な台詞がもしあるとすれば、それは無駄に見せかけて意味のあるもの(ユーモア、テンポの調整など)です。そうであるなら意味がありますが、私ならここは「ない」と

判断します。自然な会話にする意味がまずない場面なので。


とはいえ、これはあなたの作品です。

私の意見は参考に留めるべきですし、判断はお任せします。


>・主人公が聖職者になっているのは後の師匠への負い目と考えています


それは作品内で説明された方がいいかと。

かなり重要なキャラクターの内面なので。


>・「ソースは俺」、駄目ですか……かっこいいのでどうにかして使いたいですね。でもここのは消して後の一回の使用だけに留めてみようかとは思いました。


私の提案は、「キャラ独白全体をこのノリにする」か「排除する」ですが、もちろん決めるのはあなたです。


>・「思わずして」という言葉はありませんね。「望まずして」が頭の中で勝手に変形してこうなったんだと思います。こういうのは自分では中々気付けないのでご指摘非常にありがたいです。


はい。言葉が怪しいと感じたら調べる癖をつけるのは大切です。


>・成程。世界ふたつを完全に切り離していたのですがそういう書き方もありそうですね。やってみます!


せっかくの構成ですからね。


>・どっちもカバーしてます。ただし口調から分かる通り喋っているのは「今」のフェルネンです。


昔の口調は作中では出ていないので、今か昔かは読者にはわかりません。まあ、間違えてもさほど問題ない場面ではありますが。


>・緊迫感の維持……考えておきます。

何の事件も起きない移動を挟むと間延びします。


>・ここに関しては重要部分だけだと気持ち悪いかなと思いまして(標準体型より少しぽっちゃりしてる方がのほうが好きというか)。


「ダイエット中でもおやつは食べたい」みたいな話だと思います。

別に好みは問いませんが、それならタイトな短編を目指す必要はないかと。


>・テンプレ以外となりますね。どこかに説明を加えます。


その方がいいかと。ここは必須です。


>・これは価値観の相違ですね。今の子供達にとっては友達と何かしたらそれは「遊び」になるんです。私の妹も友達の家に遊びに行くと言って宿題もやってきます。


そういうのは価値観の相違とは言いません。

子供が言葉の使い方を間違っているだけです。

あなたは「学校に遊びに行く」と書きますか?

「友達と何かする」のが遊びなら、学校は勉強含めて遊び場ということになりますが、そう聞いて納得する「同じ価値観」の人が何人いるかという話です。脚本にそう書いて、観客に納得してもらえると思いますか?


あと、ここで「遊ぶ」を戒めたのは、孤児院の厳しい生活を描いた上で、それでも育まれた愛情や友情を描いた方が、主人公の境遇がドラマテイックになると考えたからです。


>・レアモンスターにしましょう!


指摘の意味がわかっていないようです。

何の驚きもなく、

「魔の森を歩いていたら上級モンスターに出くわした」

と書いてあるので、RPGみたいだと指摘したんです。

「レアモンスター」にしても印象は同じです。

言葉はどっちでもいいので、「思いがけず」「まさかこんな場所で」という驚きを読者に伝えるべき、ということです。


或いは遭遇してもおかしくないと思えるような説明。

「魔の森の奥深く分け入った時のことだった」などを追加するとか。


>・これは先程も言った通り太らせた感じです。一旦読者にはここで止まってほしかったので。落ち着いて、っていう感じです。


私の見る限り、この話に必要なのは落ち着きでなくスピード感だと思いますが、まあ判断はお任せします。


>・成程、そうなのですね。ここは逆に小説らしさを出そうとしてしまいました。


長編なら長々と書くのもいいですが、これは短編なので。

脚本でも短いものならシーンを簡略するはずです。


>・はい。強いです。

指摘の意味が伝わっていないようです。

「強い」を示すだけではなく、主人公の「苦悩」も表現した方が場面の意味が深まるということです。


>・師匠は神関連では常識程度しか教えてません。後は一般教養を……という設定です。追加しましょうかねー。枢機卿になれたのは強いからです。これは描写では読み取れませんでしたか……。これほど読み込んでいただいて理解できなかったのはつまり私の書き方に問題があるのでしょうね。修正します。


師匠が教えるシーンがありましたから、追加するならあそこでしょうね。


いや、強いから枢機卿になれたのはわかっていますよ。

ただ、「まさかそれだけで」って話なので。

神学を勉強されてるならわかるはずですが、教皇に次ぐ役職になるには、どう考えても「聖光術が強い」だけなんてありえません。全ての聖職者を導く立場ですから、「神はいない」なんて迷いを抱えてる人間がなれるものではないと考えるのが普通です。

現場の能力と経営や管理能力は別なんですから。腕力最強でも社長にはなれないのと同じ理屈です。


そう考えて「なった(なれた)んです?」と書き、そこが不自然なので、「枢機卿になった後、師匠が死ぬ」展開にすべきとしたわけです。


>・ポエムに関してですが、返信冒頭に書いたようにこれから物語が生まれました。なので消したくはないですね。ただし言葉の軽さから分かるように、他の段落のポエムは全て後付で、通常テンションで書いたそれっぽくしただけの適当作品ですね。


私なら記念より作品の質を優先しますが、もちろん決めるのはあなたです。これはあなたの作品です。


>続きです。気になったところだけピックアップします。


どうぞどうぞ。


>・あれ。戦闘シーン、あれで終わり?

> →いけませんかねー……?


私はこの構成なら、少なくともフェルネンの悩みがバトル側にも色濃く出るとか、不調でピンチになるとか、そういう感じの展開が来ると思っていましたから。でないと並列で構成する意味に乏しいですからね。そういう意味で「え?もう終わり?」と書いたんです。


>>・こんなとこまで報告に来るとか、何日かかるんだって感じです。

>>現実感が皆無なので、もうちょっと行きやすい場所にすべきでは。

>>聖女が出てくる場所として必須でもないですし。

> →ここでなくても良いというのはその通りですね。考えてみます。


はい。そういうことです。


>>・何故、聖女だけ描写が細かいのかわかりません。

>>さして必要な情報もないので、二行もあれば雰囲気を出せるはず。

>>ここまでを見れば、描写なしでもいいくらいです。

> →神秘性の表現を、と思いました。私にはこれを二行で書くのは無理です(笑)。


重要でない表現から間引いて、二行にすればいいだけですよ。

バランスの悪さを漫画で例えるなら、あっさり画風の漫画で聖女の登場コマだけ異常に書き込んでるような不自然さです。

これが長編で他も同じくらい描写してるならいいんです。表現のよしあしでなく、短編におけるバランスの問題なので。


>>・かえって聖女のイメージを損ないます。

> →マジっすか


「何故、聖女は知り得たか」は謎のままにした方が超自然的に感じられるます。神託かもしれません。

伝手に頼るとか、所詮人間のすることじゃないですか。


>>・なんで異端審問みたいになってるんですかね。

> →額面通り受け取ってはいけない笑み=悪い笑み、ではないかと。純粋な笑みではないという文章のつもりでした。


いや、それはわかります、

問題は何故、ここで「悪い笑み」をする必要があるのかって話です。


聖女は主人公を諭したいわけですよね?

でもこの表情のせいで、主人公は明らかに聖女を警戒しています。

「何か裏があるのでは」と勘ぐる相手に「神とは何か」とか語っても、素直に信じてくれますかね?


>>・わけがわかりません。

>>とりあえず、聖女がまるで油断ならない相手というイメージだけ浮かびます。

> →そのイメージが欲しかったんです!


そのイメージが不必要なんですよ。上記の通りです。


>>・それより、聖女に無用な怪しいイメージを与えていることの方が問題ですね。~~~

> →典型的な聖女を知らないのですが無償で善を振りまくだけの存在ではないですね。


私も知りませんが、対外的には無償で善を振り撒く存在かと。


仮に聖女が裏のある人物だとしても、この場面では裏がないよう振舞うはずです。目的は説得なんですよね? 自分から信用を損ねてどうするんです。


> →そうですよね!そこなんです!交互に入れてみようと思ったのですが何が起こるか分からなかったので入れただけに成っちゃってるんです!


執筆の前に、どうすればかっこよく見せられるかを考えながら、大まかなあらすじを組んでおくといいですよ。

演出という意味では脚本でも同じのはずです。


>>・反対に、直すべき部分は、まず無駄に行数のある空白部分。

>>大きく取れば感動できると思っているなら大間違いです。

>>「!」の文字を100個に増やせば、100倍興奮しますか?

>>しませんよね。見づらいし、頭悪く見えるだけです。

> →すみません。自分は興奮しました。具体的な作品名を言うと「外れスキル『状態異常』~」です。


……最終判断はELノさんという前提の上で、もう一度だけ言います。


例えば文法ルールってありますよね。文頭1マス下げとか。

これを守っていないお友達に注意した時に、

「オレの好きな作品は文法を守っていないから、オレも守らない」って言われたらどうします。どっちが正しいと思いますか?


もちろん、文法に絶対的な正解なんてありません。

何なら文法破りが定番になったりするのが文章の歴史です。

なので「絶対ダメ」なんてことは言いませんが、極端な例を参考に小説を書けば、当然ながら極端な小説になるだろうことは覚えておいてください。そして極端な小説は、やはり読まれにくいということも。


>> むしろ普段から抑えておいて、ここぞという時だけ使えば、二行の空白でも十分にインパクトを与えられます。

> →そうですねー。使いすぎたかもしれません。


2~3行も空ければ十分です。

空きすぎるとかえって白けるんですよ。私はですが。


>→不要な物は消していこうかなと考えています。特に師匠の部分は大幅に改稿するつもりです。


ええ。その方がよいかなと。


>>・なので、このストーリーを成立させるには、最低限、

>> ・神を見たものはいない。

>> ・聖光術も聖女も、じつは神や信仰とは関係ない。

> →その通りです。追加で入れます。


はい。ここは必須ですからね。


>>・>主人公の悩みについて

> →こういう書き方もあるんだなと凄い参考になりました。


参考になれば幸いです。

主人公の気持ちになりきって動かすのが、まず大事。

キャラ小説は感情移入出来てナンボですからね。


>>・ただ、「超常的な神の救いがなかった」から「神はいない」と考えるものに対して、「人の中に神はいますよ」と言われても説得力があるかな?と思います。スイングはいいけど打球はファールな感じ。

> →とても的確な突込みです。自分もここが駄目だよなと思いつつも他の考えが思いつかず、ごり押ししました。


ファールとヒットでは大違いですからね。

違和感があれば徹底的に考えたり、他人に見せて意見を聞いたりしてみましょう。


>>・ポイントは三つ。

>>一つはまず正面から主人公の問いに答えること。

>>その上で方向を変えた代案の提示と、「教会の意味」の強調。

>>元の聖女の理屈「神は人の善」だと、教会である必要ないですからね。ボランティア集団でもいいって話になります。

>>例え虚像でも信仰のシンボルとして、神なり仏なりは必要で求められている。現実でもこれは同じで、そういう視点は大事です。

> →ありがとうございます。この三つを軸にして問答の部分を見直したいと思います。


はい。がんばってください。




> 最後に。

> 小説初心者の拙い文章だったと思いますが、こうも深く読んでいただきありがとうございました。これほどの感想を貰ったのは脚本を合せても人生で初めてです。

> この経験を糧に今後も小説を書いてみたいなって思います。


まあ、ここまで書きこむ馬鹿はそうそういないでしょうからw

この企画は来年もやると思うので、機会があればまたどうぞ。

本気で小説に取り組む姿勢のある方なら、大歓迎です。


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