【10】天をあおぐ(常夏真冬)その後のやり取り
【10】天をあおぐ(常夏真冬)
https://kakuyomu.jp/works/16817330661373930250
□常夏真冬さん:
梶野さんおはようございます。
批評ありがとうございました。激辛なのが来るんじゃないかと思ってましたよ。既に私でも意味わかりませんもの。
やはり勢いで書いたものはとっ散らかっちゃいますね。それだったらこれに参加するなよって思っちゃいますが。
言い訳をさせてもらうとまだ作風が安定していないときに難しいのを書こうとしてしまったからですね。(これを書いたのは執筆を初めて二日経ってからです)
私が執筆を始めた理由が住野よる先生だったりあさのあつこ先生に影響されたからなのですが、それで余計難しい文を書こうとして撃沈したのだと思われます。
梶野さんの指摘をもとにして修正しようかなとも思いましたが自身の戒めとしてとっておきます。
貴重な時間を割いて愚作に批評していただきありがとうございました。
■梶野:
>常夏真冬さん
おはようございます。
あれでもそこそこオブラートに包んでますね。
成人してたら斬って捨ててると思います。
ここまでで十名の参加者の作品に感想・批評を書いてきましたが、上手い人&上手くなりそうな人と、そうではない人のわかりやすい違いを発見しました。
・言い訳が先に立つ
・理由をつけて改稿しない
・趣味嗜好の違いで流そうとする
これです。
もちろん、常夏さんのことだと言ってるのでありません。
(なので改稿すべきとも言いません)
こうならないよう、意識しながら書き続けてもらいたいという希望です。確実に成長が止まってしまうので。
人間心理として理解しますが、この手の辛口あり企画には、あらかじめ逃げ道を用意した作品を持ち込む人が混じります。もし辛口の指摘を受けても、言い訳できるように。
厳しいとわかっている読者の意見をあえてもらいにいく目的は一つで、自分の気付いていない欠点や自信過剰な部分の指摘を受け、自身をリビルドするためだと私は考えています。
逃げ道を開けておいた作品での参加は、痛みが少ない代わりに効果も少なくなります。外圧による変化を期待してるのに、対策を講じて来るんですから当然です。
この癖がつくと、書き手はいずれ褒めてくれる感想だけを信じるようになります。まあカクヨムはシステム上、九割がそんな感じですが、そうなると上達とは無縁です。
今回、流石と見込んだ方は、ほぼ例外なく、即座に改稿を決められました。フットワークが軽く、改善のアイデアが翌日には出てくる感じです。意見を言われ慣れてるし、直し慣れている。そして直すべき部分と譲れない部分を、しっかり考えておられます。
ただ「梶野に言われたから直す」というのではなく、何が作品の核なのか、何を自分は書きたいのかを改めて見つめ直す。常に作品と向き合ってる姿勢が共通していると思いました。がっつり質問される方も同じです。真剣さが明らかに違うのです。
私はそういう書き手を素晴らしいと思いますし、星やポイントに関係なく尊敬しています。私自身かくあるべしと思うところです。
常夏さんにも、是非この他の参加者とのやりとりを見ていただいて、参考にしていただけたらと思います。「カメムシの小説雑話」にまとめてありますので。「その後のやりとり」だけ追えば十分です。
たとえ今はわからなくても、書き続けた先で、「梶野とかいう変なおっさんに言われたっけ」と思い出す日が、いつか来ればいいなと願っております。
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