エンゲージリングⅤ
彼女の葬式に行った。すると彼女の兄が僕にこう言った。
「葬式が終わった後、俺の家に来い。」
葬式に終わった後、彼女の家に行った。
彼女の兄は不良で風の噂では、『金色夜叉の王』と呼ばれている。『阿鼻地獄』の一番隊副隊長を属している。
絶対に殴ってくるに違いないと思ったが・・・・・・。
「えっ、殴らないの。」
彼女の兄は「お前、馬鹿か。」と言われた。
「名前言ってなかったな。俺の名は松野千秋だ。」
女っぽい名前だと思っているが、それを言うと殴られるので言わなかった。
「僕の名は雨宮優也です。」
「でっ、話だけど。今回の件は優也は悪くない。」
「えっ?!」
僕は悪くないのと疑問に思ったが、千秋は続けてこう言った。
「すべて仕組んだことだ。」
「誰に?」
「それがわからないんだ。ただ千春はヴィランと言っていた。そいつが犯人に違いない。手当たり次第、探る予定だ。絶対に許さない。」
「この前はごめんな。優也のせいじゃないのにそう言ってしまってすまなかった。」
「いいよ、別にいいよ。」
「これからは相棒だ。」
千秋と一緒に千春がなぜ、飛び降りてしまったかを調べることになった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます