2023/04/17 余暇の過ごし方
昨夜ロキソニンを飲み、今朝も起きてから同じように薬を飲んで、体力回復のためにぐっすりと寝た。
起き上がった時に体力の回復をしっかりと感じたが、念のため職場には普段よりも遅くに出社した。
業務前半は良かったが、夕方ごろになるとまた頭痛がしてきた。薬を家から持ってきていなかったのでバファリンを薬局で買って飲んだ。全く効果がない、というわけでもないが、ロキソニンを飲んだ時ほどの回復は感じない。どうもしばらくは痛みが続きそうである。
そんなこんなで体調不良なので(?)適当なことを考えていた。適当な考えなので本当に適当だ。以下、その内容。
人間の余暇の過ごし方は大きく四つあると思う。
それは、休息・娯楽・トレーニング・芸術である。
休息は言わずもがな。普段の疲れを睡眠や入浴などで肉体的な疲労を落とし、来るべき日常に備えること。
娯楽とは、漫画やドラマ、映画や小説を楽しみ、精神的な疲労を落とすことや、友人と遊びに行ったり食事を楽しむことなどだ。
トレーニングとは、筋トレやジョギングのような肉体的なものと、勉学やニュースを見ての情報収集などの頭脳的なものとがある。
芸術は、美術館に行ったり哲学書(自己啓発本などでも良い)を読むなどして、他者や作品を通して自分の感覚を研ぎ澄ませることである。
当然、この四つは完全に独立しているわけではなく、休息かつ芸術(音楽鑑賞など)、娯楽かつトレーニング(エンタメ作品で歴史や科学を学ぶなど)、休息かつトレーニング(YouTubeの解説動画やラジオを特に聞き取るつもりなく流すなど)などの組み合わせもありうる。
だが、その組み合わせの中で特に「娯楽かつトレーニング」の組み合わせは、人によって評価軸が異なり、他者の評価を参考にするのが難しいものと思った。
たとえばSF作品の中で、量子力学的な知識を前提にしているものがあった時、その内容を完全に読み取り楽しむことは、知識がなければ難しい
たとえば歴史物作品の中で、登場人物の紹介等は特になく、合戦や戦争の描写に終始している作品は、登場する歴史上の人物に造詣が深いほどに面白い。
たとえばSwitchフィットネスのようなゲームソフトや、遊園地のアトラクションある程度身体の健康な者が楽しむことを前提に作られている。謎解きイベントなども、ある程度の頭脳を前提とした娯楽である。
たとえばアニメの二次創作を楽しむ際、アニメの最終回の内容を前提にしたものが描かれていた時、アニメを知っている者は感動するかもしれないが、知らない者には無感動の内容であることもある。
余暇の過ごし方の選択肢が無数にある現代、四つの要素を組み合わせた娯楽作品は少なくない。
他者からの評価を知ることで、その作品が自分の余暇に合っているものなのかを判断するのは至難のわざだ。
そこでSNSは大きな味方である。
自分と似た嗜好や肉体/精神を持つ者と繋がることで、お互いに合った作品を知ることができる。
だが、そうしている内に似た嗜好の持ち主同士の繋がり(クラスタ)ごとの嗜好は分断され、作品を発表する側からしてみたら、SNSが一般化していないかつてとはターゲットを見据える方法論が全く違うのではないか、とか。
そんなことを、うおー、頭痛ぇーなどと思いながら考えていた。頭痛い時の方が面倒くさいこと考えるのやめろ。ホントか? 面倒くさいこと考えるのはいつもでは?
シン・仮面ライダーもマリオの映画も、クラスタの違いで当然評価が変わって来るんだよなあ。以上、頭痛の中考えていた与太話でした。
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