03/25
2023/03/25(土)
今日、休日だった。
昨日からずっと続く雨と低気圧により、何もやる気が起きず日がな一日ゆーちゅーぶ三昧。ていうか、それほぼ毎日だわ。今に限ったことじゃなかった。インターネットは邪悪。ゆーちゅーぶは時間泥棒。有意義な休日を過ごしたのって、もうどのくらい前だっけ。そもそも有意義な時間とは? くだらない哲学と自問自答をぐるぐる。
低気圧はダメですね。ポジティブに生きたい。
休みの日は特に何もないので、前にツイッターで少しだけ語ったことをもう少しだけ掘り下げていこうと思う。
僕は夢の国が好きだ。
こんなご時世になってからはあんまり行ってないけど、過去は年パスも持ってたし、毎年更新もしてた。とは言っても、4年くらいなんだけど。
ディズニーランドは行列がヤバいから気合入れて行かないと! そういう考えの呟きを見て、楽しむ場所なのにまるで戦場にでも行くような心持ちだ、と少しだけ切なくなった。キミシニタモウコトナカレ。
ここからは僕の持論と提案。というか、Dオタの歩きかた。
最初に考えてほしいのは、夢の国というのはテーマパークであることだ。土台から細部に至るまでそれぞれのテーマに沿った世界観を構築している。アトラクションに乗ってワーキャー言うのもいいだろう。でも、ワーキャー言いたいだけなら、わざわざクソ高いチケット買わなくても別に他の遊園地でよくない? とか、思ってしまう。 ……極論すぎるけど。
いっそのこと、アトラクション全てを捨ててみる一日というのはどうだろうか。そのかわりショーやパレードを見たり、美味しいレストランでゆっくりしたり、いつもなら立ち寄らない小規模なグッズストアに寄ってみたりするのだ。そうして、普段は歩きながらマップばかり見てイライラしていることをやめて、そこにある建物の意匠なんかを眺めてみる。
わかりやすく楽しいのは、きっとトゥーンタウン。
そこかしこに隠れミッキーがあるし、植木の剪定だってアニメっぽく工夫されている。どうして花火工場の真正面に、地面に陥没した巨大金庫のオブジェがあるかわかりますか。踏むと声がするマンホール、やわらか柵の牢屋の関係はどうですか。
全てに理由があって、ちゃんと計算されてそこに建てられたものばかりなのだ。とんでもなく緻密な世界観が広がっているのだ、目の前に。
ついでに言うと、ワールドバザールの街並みも好きだ。あれって1960年代あたりのアメリカを再現しているらしい。ウォルト・ディズニーの見ていた景色の再現である。白黒でしか知り得ない、あの時代の空気感がしっかりと再現されているのだ。ちょっとエモくない?
あと、僕がオススメしたいのはホーンテッドマンションの付近。あんまり混んでないときに待ち時間の案内を見ると、ほぼ必ず不吉な「13分待ち」が演出されてるし、行列の待機場所や出口あたりの墓標に刻まれた文章には思わずクスッときてしまうようなジョークが仕込まれていたりする。
他にも色々あるけど、とりあえずトゥーンタウン・ワールドバザール・ホーンテッドマンションの3つに絞ってみた。
つまり僕が言いたいのは、夢の国は現実を忘れるための場所で、全力で非日常の空気を満喫するのが有意義な過ごしかたじゃないか、ということ。
もちろんたまにはアトラクションも乗る。しかし、スペースマウンテンで混雑にイライラしながら2時間並ぶなら、その時間でゆったりのんびり夢の国を目的もなく散歩して細部までこだわった「何か」を発見するのも面白いと思う。隠れミッキーもたくさんあるし。
これが僕の夢の国での過ごしかた。ストレス溜めない楽しみかた。
あ、ちなみに過去、夢の国でお給仕してた経験もあります。これはガチ。
おわり。
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