第2話 妹のお願い
「ねぇさぁ…おにぃちゃん…」
こころに声を掛けられる…弱ったように俺の名前を呼ぶが、このこころは確実に立ち直っている。多分だが何がお願いがあるときだろう。俺は兄だからこころの生態を完璧に理解しているのだ。フッ…
「あのぉ……………
8Rainに入る気はない?」
「……は?いやごめん。…は?」
「いい直せてないよおにぃちゃん…」
………………んんん?どういうことだ?理解が全く追いつかないのだが。
「いや、8Rainは女の方限定だろ?」
「あぁ、おにぃちゃんも知らなかったのね。勘違いしてる人も多いけどどっちでもいいんだよ。
たまたま女性が多かっただけ。」
こころが言うには事務所を作って人気になるまでは応募が少なく、たまたま女の方が多く採用されたらしい。成功してからの応募はあからさまにいやらしい思いがある人ばかりだったらしい。
はぁ………納得はできたが真凜のことで荒れてるし俺は断っておこう。これ以上火種が増えたらこころにも少し流れてしまうかもしれない。それだけは絶対に嫌だ。
くっ、こころのおねがいを断るのは俺のダイヤモンドハーツにヒビが入っちまうぜ…!
「こころ、残念だが今回は…」
「あ。ちなみにおにぃちゃんに決定権はないよ。」
……なんて?
「怒られるかなって思って言い出しづらかったんだけどもう事務所に話し通してさ。okもらっちゃった。だからおにぃちゃんは拒否できないよ。」
な、なんだと!?
「今さら取り消すっていっても事務所の苦労は水の泡だし、私も怒られて仕事もらえなくなったり、虐められたり、クビになっちゃうかも。いやだなー。悲しいなー。」
くぅ……他人からしたらこころが一人でやったことで知ったことはないんだが、俺はおにぃちゃん検定二級だから許せるし断れねぇ…!
「……本当にいいんだな?炎上しないよな?(俺が)迷惑かけないよn((「うん!!!!」
速い…速いよココロチャン…まぁでもこころが幸せならOKです。
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短いです。本文約800文字ぴったり。なので下にめちゃざっくりプロフィール書いて許してもらいます見てね。今後辻褄が合わなかったり変なことがあっても中学生のガキだから笑って許して下さい。
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☆プロフィール☆
名前・真宵 《まよい》
身長・155cm
特徴・帽子を目まで深く被り、大きなメガネをかけている
2回補導された。
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感想待ちまくってます!!!!!!!!!
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