第3話 

天馬の部屋に珠々が来る。

コンコンッ

「天馬入って良い?」


「良いぞ」


「天馬は八高大会どーするの?選手として出た方が良いんじゃない?」


「やっぱり出た方が良いよな」


「そりゃ天馬は八家会の次期当主だし、他の高校から八家会の人達も出てくるんじゃない?」


「でも俺は非公式だけど神級魔戦士だぞ?しかも軍属だし」


再度確認だが、黒嶋天馬は国軍所属の神級魔戦士日浦大和特尉でHHCの会長heavenだ。


天馬が出場を渋っているのには手加減が面倒くさいのもあるが得る物が有るのか?と言う事だ。


「珠々がどうしても出て欲しいなら出るがまぁそれはまた後日だな。一応中佐に聞いてみるよ」


「天馬なら作戦参謀でも良いかもね」


「とりあえず選任は生徒会の役割だから選ばれたら頑張るよ」


天馬はその日からもからも普通に過ごした。

戦術研究会の部員は侯隆達の紹介で少しずつ増えてきている。


そして明日八高大会のメンバー発表の為全校集会が開かれる。

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