第26話 たくましい太ももの大空つばめ

 新作は18万6千字です。

 伝説の素材を手に入れ、これから加工です。スポーツものなのに微妙にファンタジー。しかも得意の鬱展開。それを突き抜けた先にオリンピックが待っています。




 主人公は天然の子なのですが、ネジが何本か抜けているだけで勉強はできる設定でした。つまり要領が悪いタイプ。

 そのつもりだったのに、周りの人間に役割を分担した結果、とくに賢くある必要性がなくなってしまいまして。


 じゃあもうこのまま、天然の子に徹してもらおう、と方針転換したのでした。

 哀れなるかな大空つばめ。あなたは賢く生まれ、誰にも褒められることなく知性を失います。でも私だけは覚えていますよ、あなたが賢明であったことを。

 まあでも大丈夫、フィジカルエリートですから。たくましい太ももで対戦校を薙ぎ払います。

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