『殺めるやつら』について④
今回で振り返りは終わりです。今回は赤座家について。
・赤座美紗
事実上の主人公ポジションの彼女。まず赤座という名字は『アガサ・クリスティ』、旧姓の土井は『コナン・ドイル』から。名前の美紗は推理小説家の『山村美紗』から。
どれだけ正義感の強いキャラにできるかを考えて描きました。うざく思わせる性格にもしたかったんですが、人によって感じ方は違うかもしれませんね。個人的にこの性格を強調するというか矛盾させないようにするために、少々言い訳がましい描写をしてしまった部分もあったかと思います。
とにかくオチに持っていくまでに大事な動きをしてもらってました。
・赤座京太
美紗の息子である彼の名前は『西村京太郎』から取りました。読み方は『きょうたろう』ではなく『けいた』に変えましたが。
一也もそうなのですが、今思うと小三と考えても少々話し方が幼すぎたように感じたのですが、どうでしょうか?
・赤座康夫
最初に亡くなった美紗の夫。憶えてますか? 名前の由来は『内田康夫』から。
とにかく嫌な夫を目指しました。もっと過剰にしてもよかったかな、と今になっては思います。彼の「疫病神」発言がラストシーンに繋がるようにしましたが……。
他にも依頼者やその関係者たちの名前には元ネタを入れてあります。何から取っているのかは、ぜひ好きなように想像してみてください。
約四か月、何とか走り切ることができました。産みの苦しみとはかくこんなものなのかとしみじみと感じることとなりました。
読者の皆様に楽しんでいただけたなら幸いです。
今度は殺し屋視点多めの続編とかエピソード0的な内容なんかも書いてみたいですね。
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