『コロナが続けばいいのに』あとがき

　何とか七月中に終わらせることができましたこの作品。皆さんいかがでしたでしょうか？

　近況ノートにも書いたのですが、本作は特に大きなオチがなく、淡々とコロナ化を過ごすOLの生活をイメージして作ったものです。かなり行き当たりばったりで書いていたせいで、結構な数の登場人物の名前を忘れてしまって、読み直しながら矛盾の無いようにしていました。たしか和泉部長と原田部長を間違えてたこともあったような――。

　新型コロナウイルス流行期が約三年前、そのこともあって、「この出来事ってこの時期だったっけ？」ということが重なったせいで、Wikipediaに頼りっぱなしでした。年表を見直しつつ、三年前から今日に至るまでの想い出を振り返りつつ、執筆を進めていた次第です。

　反省点としては、2020年四月～五月のエピソードに話数を割きすぎました。ここをもう少し短くしていれば、他の年にエピソードを散りばめられたように思います。

　後は結婚のエピソードに比重を置きすぎたような気がします。この辺は次回のキャラに関することで書こうかと。

　懸念点は、果たして現代のOLの生活は小説のような感じで大丈夫だったのかということ。大丈夫かなあ。

　上述の通り、次回はキャラについてと総評です。