第54話
「実は、ハンク達のレベルを上げるには、ダブっている配下カードを消費するんだ。つまり、強化したい
「それで、訓練所を設置したのね。まあ、それは冬夜さん達が訓練するためにも使用出来るしいいとして……。 レベルを上げるのに生贄を捧げるのって、何か嫌よね。」
『秋実殿、冬夜殿、その事に関しては、我々は特に気にしておりません。ダブりを消費することで、自分たちを強化して頂けるのであれば、今まで以上に冬夜殿の役に立つことができるので寧ろ喜んでおります。』とアーク。
『アークの言う通りだぜ。俺はダブりを消費してどんどんと自分を強くして欲しいぜ!日本人共のレベルが上って来て、タイマンを張ると正直キツくなっているからな。特にこの前戦ったアゲイシって奴はヤバかった。俺の拳が全然通じなかった……。』とガラム。
『妾はダブりが居ないが、居たとしても皆と同意見じゃな。レベルが低くてまだまだ本領を発揮出来ておらんことの方が心苦しいのじゃ。それにこのままじゃ、胸を張って主に抱かれる事ができんのじゃ。』とジーニャ。
「ジーニャ、レベルを上げてこれからも仲間のために本領を発揮して欲しいが……最後の言葉は、聞かないで置いておく。」
秋実さんの視線がいつもより痛い……。
・・・・・・
次々と自分の意見を言ってくる配下達。皆レベルを上げて欲しいとの要望だ。
「まあ、皆の意見は分かった。俺も予備の防衛力も考慮して、最大限まで皆のレベルアップに努めたいと思っている。ただ、必ずしも満遍なくとはいかないので、そこは了承して欲しい!! まずは防衛面に力を入れたいと思っているので、前衛を中心にレベル上げを行う。」
「うん。私も冬夜さんの考えに賛成!冬夜さんのスキルだとやっぱり拠点の防衛に重きを置くのが重要だもん。前衛の強化をするのは必然的だわ!(ジーニャさんがレベルアップして更に活躍してしまうと、いつ冬夜さんを押し倒すか分からないわ。)」
「秋実さんも賛同してくたなら、防衛面に重きを置きたいと思う。
そこら辺から、賛成してくれる返答が上がった。ただ、ジーニャだけは後衛も
今の配下のラインナップはこうだ・・・・。
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