おまけ ※読み飛ばしてOK
【揚石達の拠点】
南島夏の潜伏先を奇襲した揚石達は、敗北に終わった。そして、その残党達がどうにか拠点へ帰ると、拠点の事態は一変した。
揚石と仙道の死亡が伝えられると、今までその圧倒的な力によって押さえつけられていた鬱憤が爆発したのだ。
これまで、揚石の影に隠れて甘い汁を吸っていた一部の幹部は、下位のその他大勢の者によって残忍な死を迎える。
そして、揚石達の組織は瞬く間にその姿を消したのである。
元々この組織は、揚石が他組織を壊滅させて吸収合併を繰り返した事により成り立っている。
そこに集まる者は言うなれば、他人同士の集合体だ。唯一、共通点があるとすれば、揚石達の傘下に吸収され、酷い仕打ちを受けた者同士という事だ。
一部の者達は互いに手を取り合いこの嫌な思い出しか無い、拠点を後にした。
また別の者は、聖域都市や知り合いの拠点を目指して旅立つ。
そんな中、根暗な2人組みの男(太っちょ、ガリガリ)が、あてもなくこの拠点を旅立つのだった。
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【補足情報①】
・揚石のスキルの説明
戦闘相手のスキルを2倍のレベルに上方修正して模倣出来る。
その為、対人無敗と言われていた揚石だったが当初は、師範代級の腕と剣術スキルを持つ仙道に模擬戦で惨敗している。
しかし、仙道が力を付けて剣術レベル2となると、それ以降、仙道が揚石に模擬戦で勝利する事は無かった。それもそのはず、揚石が仙道と戦った場合、揚石の剣術レベルが4となったからだ。
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【補足情報②】
揚石達が冬夜の拠点に押し入れたのは、仲間の匂いを嗅ぎ分けられるスキルのお陰です。
その為、魔石の袋を捨てても、最終的に匂いは冬夜の手やバッグ付いており、揚石達は冬夜を追うことが出来ました。
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