第44話
夏達の元拠点の情報については、何かあった時にも対処できる可能性が広がるので他の仲間にも聞いて貰うことにした。
14人が全員集まっている。
オーガ率いる大群が押し寄せた大戦から、20回以上召喚ガチャを引いた。
結果は、オプションカードの☆☆☆☆以外は、全て☆の配下カードだった。
新顔は次の4人だ。
名前 : ゼネブ ☆
レベル : 1/10
スキル : 盾術 レベル1
190cmほどで筋肉質、重装備で大盾、ロングソードを装備した重量級の男
名前 : エミリー ☆
レベル : 1/10
スキル : 回復魔法 レベル1
168cmほどで普通体型、聖職者スタイルの装備、ロットを所持した女
名前 : カリーナ ☆
レベル : 1/10
スキル : メイド術 レベル1
165cmほどで普通体型、メイド服を着た女、装備品無し、内政専用の配下
名前 : デビット ☆
レベル : 1/10
スキル : 弓術 レベル1
175cmほどで普通体型、皮の鎧・手袋・弓矢セットの軽装の男
内政専用のカリーナというメイド術を持つ仲間を引き当てた。
料理は秋実さんが担当しているが、広いマンションの管理はカリーナが取り仕切っている。
話が脱線してしまったので、そろそろ夏の元拠点の話に戻る。
「元拠点の場所は、この辺りね。(紙の地図を広げて指を指す)ここから大体10kmほど離れていると思うわ。市街地にあって、大き目なビルを丸々1棟占拠してるの。上層階は幹部達の部屋となっていて、そこへ女性が無理やり連れて行かれたりしているわ……。」
「分かった。今度、改めて偵察してみることにするよ。大体どのくらいの人数規模なんだ?」
「大体150人くらいの規模ね。4割が非戦闘員。残り6割が戦闘員だけど、主力は1割よ。その中でトップ2人が化物なのよ。1人は
「その道場の師範代のレベルは分かるか?」
「私は分からないわ。」
「それなら僕が知ってます。10日ほど前の情報ですが、確かレベルは9だったはずです。大規模なモンスターの襲撃があって、そこでレベルが9へ上がったと言ってました。あの拠点では、仙道が1番レベルが高かったはずです。」
「分かった、ありがとう。もう1人はどんなスキルなんだ?」
「それが分からないのよ。名前は
「……揚石には何か仕掛けがありそうだな。とにかく警戒するに越したことは無いな。皆も警戒に当たってくれ。あと、防衛面において改善項目等あれば、どんどんと提案してくれ。」
『『『『はい。(分かりました。)』』』』
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